週刊ポスト「岸防衛相、歩行に支障」杖使用の大臣に安全保障上の問題を指摘→乙武氏「スタスタ歩けないと大臣は務まらないのか」

マスコミ・報道



 週刊ポスト2021年9月10日号で岸信夫防衛大臣の健康問題が報じられている。内容としては岸大臣が杖を使用して歩行している写真を隠し撮りし、識者のコメントとして、安全保障上の観点から総理が健康状態をチェックして、不安があれば交代させる必要があるというものだ。
参考:岸信夫・防衛相「歩行に支障」の健康問題浮上 よぎる兄のトラウマ|NEWSポストセブン

 重度障害者であったり車いすを使用する国会議員が2019年の参議院選挙で当選し、国会内のバリアフリー化が進む中で、職務に影響のない杖の使用に難癖をつける偏見に満ちた悪質な記事だ。
 この記事に対して、先天性四肢欠損の障害で電動車いすを使用している乙武洋匡氏は「スタスタ歩けないと大臣は務まらないのでしょうか」と疑問を呈している。


会見では問題なく移動している

 岸大臣の様子を見れば職務に影響がないことは明らかだ。事務所も「足の調子が悪く、医師と相談し、念のため杖をついています。職務に影響はございません」と説明しているにもかかわらず、安倍前総理が難病の再発兆候で辞任したことと絡めるようなタイトルと内容は不適切だ。

 確かに靖国神社参拝時に杖を使用していたことから、足の状態を不安する声はあったが、閣議後の記者会見では杖を使わず演台についている。靖国参拝の前の8月10日、それ以降の20日、27日の会見では足を引きずっているような感じはあるが、それほど深刻な状態には見えない。
参考:防衛省・自衛隊:記者会見|2021(令和3)年

 仮に岸大臣が完全に歩行不能となって車いすで職務にあたっても何の問題もない。こういう無知蒙昧な記事に識者の「仮定の話」をそれらしく載せてパラリンピック開催中に出してしまうのは、週刊誌の社会性欠如とモラルのなさをさらけ出す結果となっている。

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