立憲・小川淳也議員「学校現場における主権者教育が及び腰に」県立高校授業で自身の映画を上映した教員を無理筋の擁護

政治・社会



 香川県高松市内の県立高校の授業で、次期衆院選への立候補を表明している立憲民主党の小川淳也衆院議員が主役となったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が上映された問題で、7日に小川氏がツイッター動画で見解を示した。小川氏は動画内で「現場の先生の熱意が余ってのこと」「実際にあの映画は主権者教育に最もふさわしい」と教員を擁護し、上映が問題視されていることについては「主権者教育が及び腰になることを恐れている」と述べている。


 ダメなものはダメなんです。教員がその地位を利用して特定の候補者に関する情報を生徒に教え込むのは違法行為。小川氏が提案するような、対立候補(平井卓也前デジタル相)の情報を付け加えたとしても、映画のボリュームをカバーすることはできず公平性を保つことは不可能です。ましてや、これを選挙区内の県立高校教員がやっているのだから極めて悪質な行為として処分されるべき事案。

 この問題を小川氏の名前入りで報じた(他社は名前なし)四国新聞に対して、この映画を撮った大島新監督は「四国新聞は私に一切取材をしておらず、この書き方は極めて不誠実です。対応を検討します。」と抗議しているが、この問題に関して監督への取材など全く必要性を感じない。そもそも記事内で作品や監督が不当に不利益を被るような記述もない。

 小川氏や監督のこういった反応を見る限り、この映画がどういった目的で撮影されたものかよく分かる。これが平井卓也前デジタル相の映画で、県立高校で上映されたとしたら野党は「予算委員会で説明しろ」とお騒ぎしたのではないか。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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