立憲・小川淳也議員のドキュメンタリー映画を選挙区内県立高校で上映か?

政治・社会



 香川県高松市内の県立高校で9月、世界史の授業を担当した教員が衆議院に出馬表明している特定の議員を扱ったドキュメンタリー映画を上映していたことがわかった。読売新聞によると県教委は「教材として不適切だった可能性がある」としている。

【独自】出馬予定の衆院議員ドキュメント、選挙区内の県立高授業で上映…選挙権ある生徒も: 読売新聞オンライン
 県教委によると、同校の教員は9月中旬、世界史の授業で民主主義について説明する際、衆院議員の政治活動に密着した映画を上映。教員は県教委に「公民的な視点を身につけさせたかった」と説明しているという。

香川県庁
 文部科学省と総務省は、政治に関する授業の指針で、「特定の政党の情報だけを生徒に配ると、公職選挙法に違反する恐れがある」と注意喚起している。

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 高松市を選挙区とする現職でドキュメンタリー映画と言えば小川淳也衆院議員(香川1区)しかいないだろう。不適切な上映であったが、教材としての利用に小川議員が直接かかわっていたという情報もないたため、読売新聞では名前を出していないようだ。

 この映画に関しては突然の衆院解散などがあった場合に、上映スケジュールや告知用の印刷物が公職選挙法上どのように扱われるのか注目していたが、衆議院任期が目前に迫った9月に教員の地位を利用して上映したのであればアウトだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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