菅直人さん「橋下徹氏が大石あきこ議員を訴えたという報道にびっくり。政治的な論争ならば政治の場で争うのが普通」→自分は安倍さんを訴えて敗訴してました
政治・社会
立憲民主党の菅直人衆院議員は19日、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が大石あきこ衆院議員(れいわ新選組)を名誉棄損で訴えたことに「政治的な論争ならば政治の場で争うのが普通であり、橋下氏が弁護士だからといって、裁判に持ち込んだのはなぜ。相手が弱ければ徹底的に攻撃するのが維新のやり口。大石さんは弱くない。」とツイッターで糾弾した。
大阪維新の元代表の橋下徹氏(元大阪府知事)が大石あきこ衆議院議員を名誉棄損で訴えたという報道にびっくり。政治的な論争ならば政治の場で争うのが普通であり、橋下氏が弁護士だからといって、裁判に持ち込んだのはなぜ。相手が弱ければ徹底的に攻撃するのが維新のやり口。大石さんは弱くない。
— 菅直人 衆議院議員(府中・小金井・武蔵野) 立憲民主党 (@NaotoKan) February 19, 2022
自分は安倍元総理を訴えていた
菅氏は「政治的な論争ならば政治の場で争うのが普通」と主張しているが、その当人が2013年に安倍晋三総理(当時)を名誉棄損で訴えている。国会議員同士、しかも元総理が現職総理を訴えるという異例の裁判を展開していたのだ。菅氏は福島第一原発事故での「海水注入中止」をめぐる安倍氏のメルマガ内容が名誉棄損に当たるとして提訴していたが、2017年に最高裁で敗訴が確定した。しかも菅氏は2018年の予算委員会で安倍総理(当時)にこの件で食い下がるという醜態を晒している。
菅氏が自分に不都合な記憶を簡単に失うことはたびたび指摘されているが、今回も自分の事例を無視して橋下徹氏を批判しているのだ。しかも橋下氏は市長を退任し政党幹部でもない一般人である。
最近は支持者から持ち上げられて気持ちがいいのかもしれないが、さすがに自分の歴史を改ざんしてまで政敵を批判するのはやめた方がいい。
関連:どうする立民?米国ユダヤ人委員会「民主主義のリーダーをヒトラーと比較することは、ナチスの手によって想像を絶する苦しみを経験した人々への侮辱だ」
関連:菅直人、総理だった記憶を消去「安倍総理は東日本大震災の時も超党派で対処せず」その時の総理はお前だ!
【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細
このサイトをフォローしよう