【動画】懲罰だ!れいわ新選組ご一行様が本会議採決で勝手に演説(山本太郎、たがや亮、大石あきこ)
政治・社会
22日に開かれた衆議院本会議の予算案採決で、れいわ新選組所属の3議員が投票を遅らせたうえ許可なく壇上で演説を行う場面があった。議場からは「懲罰だ」など怒号が飛び交った。
国会議員の身分補償を悪用
少数だからといって議会の品位と公正を乱すような振る舞いが許されるわけがない。むしろ、どうして自分たちが少数議席になったかを考えるべきだ。こういったパフォーマンスに終始して、とくに実のある結果を出せていない現状への反省が全く見られない。
議場からは懲罰を求める怒号が飛び交ったが、国会議員の身分は保証されているため、懲罰を受けたとしても実質的に活動が制限されるのは稀なケース。暴力を伴ったり名誉棄損にあたる暴言を吐いた懲罰事案では30日程度の登院停止もあるが、少数会派にとっては目立つことのメリットの方が優先される。
山本太郎代表に関しては参議院議員時代の2018年7月に、議長の制止に従わず本会議場の採決時に森ゆうこ議員らと垂れ幕を掲げたことが懲罰委員会に付託されたが、国会最終日を狙ったもので懲罰委員会は開催できず、審議未了で廃案となっている。
国会議員の身分が保証されていることを悪用した院内での名誉棄損事案等も問題視されており、ルールを破ったものが勇者のごとく称賛される風潮は是正しなければならない。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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