れいわ新選組を擁護する元朝日の鮫島浩さん「国会決議反対は練りに練った戦略」根本的に仕組みを理解していない模様【マガジン161号】
KSLマガジン
元朝日新聞の鮫島浩氏が、ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議案に反対したことを「極めてまっとうな政治判断である」「国会決議反対は練りに練った戦略だ」と寝言以下の擁護論を展開している。
れいわ新選組がロシア非難決議に反対したのは、自民や維新から日本国内への核配備論が相次ぐなかで、あえて全会一致に抗い歯止めをかける効果がある。野党が与党にすり寄る低迷国会で唯一気勢をあげているのは少数政党のれいわだ。もはや「野党の主役」といえるのではないか。https://t.co/jy8hLFTlx2
— 鮫島浩✒️政治ジャーナリスト SAMEJIMA TIMES (@SamejimaH) March 1, 2022
根本的に「決議案」を理解していないとこうなる。れいわ新選組の展開している主張は決議案とは関係なく、法律案と決議案の違いを勉強した方がいい。
決議案は法律案とは違う
れいわ新選組の反対理由がロシアを非難する決議案とは無縁であることは誰でも理解できると思うが、鮫島氏は記者であるにもかかわらず法律案と決議案の違いを理解できていない。
「決議案」とは意思を表明するもので、何か実行力のある法案を決議するものではない。よって、その内容に独自政策などを反映することはなく、今回のケースで言えば「ロシアの侵略を非難する」という意思表示にはイエスかノーしかない。様々な国際情勢や諍いにそれぞれの考えがあるにしても、軍事的な攻撃を仕掛けて侵略することを非難しない理由はなく全会一致で採択されるべきものだ。
ここに国内問題などの政策議論を吹っかけること自体が、決議案とはなんであるかを理解していない証左である。百歩譲ってウクライナの非を一部認めたとしても、ロシアの軍事行動を肯定することはできない。それが決議案の本質である。
これを理解していない記者を見たのは鮫島氏が初めてだ。
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