立憲・岡田幹事長が逆ギレ?「お答えする必要ない」民主党政権、中国公船からのヘリ発艦に自衛隊戦闘機のスクランブル検討、当時の岡田副総理が反対か?

政治・社会



 立憲民主党の岡田克也幹事長は6日の定例会見で、民主党の野田佳彦内閣が尖閣周辺を侵犯する中国公船からヘリコプターが発艦した場合に航空自衛隊の戦闘機をスクランブル発信させることが検討されたが、これに岡田副総理(当時)が反対して見送られたと、当時の防衛省関係者が証言していることについて問われ、「お答えする必要はない」と不快感を露にした。

 岡田幹事長は「そういうことが外部に漏れてしまう官邸の状況が極めて問題」と述べたが、これに対して産経新聞記者から「それは事実だということでは?」と突っ込まれた。岡田幹事長は「詳細を記憶していない」として事実関係については答えなかった。

民主党政権の反省もなく逆ギレ

 産経新聞記者が見解を問うたのは2013年2月に報じられた記事のことだ。
参考:尖閣侵犯、野田内閣弱腰で中国エスカレート 「関係悪くなる」岡田氏主導、曳光弾封印(1/2ページ) – 産経ニュース

 当時の民主党政権が、尖閣諸島周辺を侵犯する中国に弱腰だったことは明らかで、この内容も岡田幹事長が真向否定しないことから事実だったのだろう。尖閣諸島中国漁船衝突事件でも、中国政府からの圧力に屈して船長を釈放し中国の英雄にしてしまったことも多くの国民が記憶していることだ。

 民主党政権の反省もなく、幹事長という要職に復帰した岡田氏。記者に対する態度からしても、この党が政権を取ったら民主党政権よりも酷い状況になるのは目に見えている。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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