テレビ朝日 電通を怒らせた玉川徹氏を出勤停止の謹慎処分 社長「事実に基づかない発言、番組および会社の信用を傷つけ損害を与えた」
政治・社会
テレビ朝日は4日、「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターを務める玉川徹氏に謹慎処分(出勤停止10日間)を下したことを発表した。玉川氏は28日の放送で、安倍晋三元総理の国葬儀で弔辞を述べた菅義偉前総理について「電通が入っている」など事実に基づかない発言を行っていた。
テレビ朝日 玉川徹氏を謹慎処分、出勤停止10日間 菅前首相弔辞「電通」発言で 篠塚社長「誠に遺憾」― スポニチ
篠塚浩社長はこの日の定例会見で、「事実に基づかない発言を行い、番組および会社の信用を傷つけ損害を与えたことによる処分。誠に遺憾と思う。再発防止にむけて徹底する。あらためてお詫び申し上げます」と謝罪。電通に対しても「謝罪をいたしました」という。同社長は、玉川氏については謹慎期間を終えた後は番組に復帰する予定だとした。
菅前総理ではなく電通に謝罪
これまで何度も事実に基づかない憶測発言を繰り返してきた玉川氏であるが、今回ばかりは得意先の電通を怒らせたことで厳しい処分となった。言い方を変えれば「デマ発言だけでは処分されない」ということを証明した形となる。社長の謝罪も菅前総理に対してではなく電通に対してだ。
玉川氏はテレビ朝日社員であるが、レギュラー出演している番組を欠席することで処分(謹慎)が対外的にも可視化される。そういった意味で、今回の処分はかなり厳しいものと言えるだろう。
この処分を受けて左側の人たちが騒ぎそうだが、言論の自由とは責任を伴うものであることを自覚してほしい。政府与党に対しては何を言っても良いというわけではない。
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