参政党応援チャンネル「(Youtube)担当者に参政党は真面目、N党とは違うと伝えた。そうでしょうね!と状況を理解」→YouTube「事実ではない」

政治・社会



 YouTubeチャンネル『参政党応援チャンネル九州地区』を立ち上げたカピバラチャンネルが14日、自身のツイッターで「youtubeパートナーに選ばれました。担当者の方に参政党は結構真面目なコンテンツなんで、N党とは雰囲気が違うんですよねと伝えたところ、笑いながら😄「そうでしょうね!」と状況を理解しておられました。評価としてA +なのでさらにチャンネルを成長させましょうと言われました。」とYouTubeサポートチームが参政党と応援チャンネルを評価しているかのような投稿を行っている。


YouTube側は内容を全否定

 投稿の内容についてGoogleサポートチームに確認したが、YouTubeクリエイターサポートチームが政治的な評価を伝えたり、特定チャンネルに「A+」などという評価も行っていないとのことだった。

 以下がサポートチームがカピバラチャンネルの投稿を確認した上での回答(要約)
「パートナーの皆様の政治的な見解に意見を示すことはない」
「私共クリエイターサポートがチャンネルに対する評価を行うことは無い」

 一般的に「YouTubeパートナー(プログラム)」とはYPPと呼ばれるもので、分かりやすく言うと収益化が認められたチャンネルのこと。皆さんが普段から見ているYouTubeチャンネルの大半がこれにあたり、よほどの問題がない限り誰でも認証されます。これをあたかもYouTubeが参政党を認め応援活動を評価したかのような言説は許されるものではありません。
※記事執筆段階で参政党応援チャンネル九州地区に広告はなし、条件もクリアしていないように見える

 カピバラチャンネルはYouTube(Google)以外のパートナーに選ばれ、その担当者との話だという言い訳も想定されますが、Googleサポートチームがツイートを確認したうえで、こちらに回答をしている。また、投稿に寄せられたコメントや、それに対する本人のリプライを見ても明らかにGoogleのYouTubeパートナーを前提にやりとりが行われている。

 先月にも国会での厚生労働省答弁を捏造し、政府がなにか不都合を隠していたかのような編集で反ワクチンを煽っていたカピバラチャンネル。こういった党内からも疑問視する声が少なくないが、少しでも意見すれば党から処分されるという異常な状態が続いている。

 参政党の皆さん、そろそろ"目覚める"時では?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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