東京新聞・望月衣塑子記者も誤用「大山鳴動して鼠一匹」自民派閥パーティー券問題での安倍派幹部立件見送りで同内容の投稿相次ぐ

政治・社会



 自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載をめぐる事件で、東京地検特捜部が安倍派幹部の立件を見送る方針との報道を受け、東京新聞の望月衣塑子記者は「大山鳴動して鼠一匹」とX(旧ツイッター)に投稿した。おそらく本人は誤用に気が付いていない。


大した問題ではなかった?

 望月記者が使っている「大山鳴動して鼠一匹」とは、騒いだ割には大した事件ではなかったという意味であり、この問題を追及している側が使うのは完全に誤用である。

大山鳴動して鼠一匹
たいざんめいどうしてねずみいっぴき
大きな山が鳴り響いて揺れ動くので、何事が起こるのかと見守ってきたが、出てきたのは一匹の鼠であったということで、騒ぎばかりが大きいわりに、取り立てていうほどの事件もなかったことにたとえる。「大山」は「泰山」とも書く。

〔類〕蛇(じゃ)が出そうで蚊(か)も出ぬ
〔会〕「何が今世紀最大の珍獣ユニコーンだ。さんざん期待させといて」「角をくっつけた山羊が出てきただけじゃないか」「大山鳴動して鼠(ねずみ)一匹だね」
出典:会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas – イミダス

 この立件見送りを受けて、これまでこの問題を厳しく糾弾していた立憲民主党の小西洋之参議院議員らも同様に「大山鳴動して鼠一匹」を使っている。


 これでは、この派閥パーティー券問題は事件化するほどのことではなく立件を見送った特捜部の判断は正しかったという意味になってしまいますが、この方たちはそれでいいのでしょうか?

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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