【社民党の闇】新垣議員の離党を認めない本当の理由がコレ!ブラック政党の内情を暴露する【KSLチャンネル】

社民党がブラック企業そのものだと話題になっています。
沖縄2区選出の新垣邦男衆議院議員が離党を申し出たにもかかわらず、党は受け取りを拒否して絶対に辞めさせない構えを見せています。
福島瑞穂党首と服部良一幹事長は「離党理由が理解できない」「手続きが違う」などと駄々をこねて離党を認めていませんが、本当の理由は所属議員が減ると政党助成金を減額され比例票も減るからです。
このあたりの社民党の財政状況や内情など詳しく解説しますので、まずは福島党首の見苦し言い訳をご覧ください。
政党助成金の減額を回避
社民党は収入の半分以上を政党助成金に頼っていて、財政状態が悪化している現状で離党による減額は避けたいわけです。
政党助成金は1月1日を算定の基準日にしているので、新垣さんが離党しても12月の分割支給には影響がないわけですが、来年からは減額されます。社民党としては年内いっぱい離党届を受理せず先延ばしすれば満額ゲットできる。
社民党の収支報告から財政状況をざっと見ると、10億円ほどの繰越金はあるものの年間の収入は4億前後で支出も同程度です。年によっては政党助成金を使い残して残余を基金として繰り越していますが、党員の減少により寄付金も減る一方です。
令和4年は繰越金を700万円以上減らしているので事実上の赤字、令和5年はかなり出費を絞って繰越金をもとの10億に戻していますが、そろそろ公表される令和6年分では厳しい数字がでるかもしれません。
繰越金がそれなりに残っているといっても、他の党のように毎年の収入が多くあるわけではないので、選挙の結果によっては数年で溶けてなくなります。
この財政状況では新垣さんが離党しなくても赤字が続くので、無様な引き留めはしない方がいいと思うんですが、沖縄での比例得票は東京・神奈川・埼玉に次いで多く、得票率ではダントツのトップで唯一選挙区で当選できています。選挙区当選できているということは、比例票がまるまる九州ブロックで使えるので、比例選出議員増も期待できるだけに、社民党はどうしても繋ぎ止めておきたいのでしょう。
新垣さんが抜けると将来的には、政党助成金の議席割分と得票割分が同時に減額されるので本格的な消滅危機となるでしょう。そもそも政党要件を満たすことができず政党助成金がゼロとなれば、最長でも3年持つかどうかです。
ちなみに社民党はわずかな資金のために新垣さんの離党を阻止しているわけですが、来年の政党助成金を算出するときに、総務省がすんなりと党の在籍報告を受け付けるかどうかは微妙です。少なくとも新垣さんからの抗議はあるだろうし、そもそも立憲民主党に入党すれば社民党の目論見は終わりです。
スタンダップコメディで党勢拡大?
新垣さんとは党勢拡大の方針で食い違いがあったようですが、福島党首が「ラサール石井さんとスタンダップコメディをやっている」とか説明されて納得するわけがないでしょう。金を払ってまでやってくる、すでに社民党を支持してる人たちを会場に集めて、面白くとも何ともない話を聞かせて党勢が拡大するとか、夢を見るにしても程度というものがあるでしょう。大椿副党首と「どっこい!どっこい!」と叫んでいたほうが、まだマシです。
党勢拡大の方針としては新垣さんの言い分が100%正しくて、福島党首が衆議院に鞍替えして選挙区当選すれば比例枠で別の人間が当選する可能性も出て、参議院では大椿副党首辺りが比例当選するわけです。これで3議席を見込めるのに、福島党首が自分の議席確保のために参議院全国比例で全部食い潰しているわけです。せめて参議院の選挙区に出てくれたら、選挙区と比例の2議席が見込めたわけです。
2020年に社民党が分裂したときには、沖縄2区で選挙区を守ってきた照屋寛徳さんが「先輩の遺産を食い潰した」と、福島党首の全国比例1議席確保のために社会党から続くものがすべて無くなったことを党大会で糾弾しています。
照屋さんは立憲民主党への合流をするつもりでしたが後継の新垣さんが、どうしても社民党に残って頑張りたいというので社民党の残った経緯があります。
新垣さんは資金的にも有利な立憲民主党に合流せず、社民党の党勢拡大に尽くしてきたのに、福島党首は照屋さん新垣さんと二代続けて、その想いを踏みにじり自己保身に走ったわけです。
村山富市総理も亡くなって社会党の影も形もなくなったわけだし、これで沖縄まで離れたら存在価値はないので、解党しか道はなさそうです。










































