【動画】野党議員がコロナ対策で超ハイレベル質問「電車は座る?立つ?」「マスクの隠し場所に踏み込みましょうよ」
国民民主党の後藤祐一議員は27日、衆議院予算委員会で加藤勝信厚生労働大臣に新型コロナウイルス対策の質問を行った。だが、その内容はまるで子供のようなもので、コロナ対策に追われる大臣を呼んでまで行う質疑ではなかった。
これが今の野党のレベルである。
ただ大臣を困らせるだけの野党
新型コロナウイルス対策で通勤電車やバスでの感染を懸念するのは間違っていない。だが「座った方がいいのか?立った方がいいのか?」で迷っている国民がどれほどいるというのか?問題は対人距離であって座るか立つかは本人の勝手だろう。こんな意味不明な質問にも丁寧に答える加藤大臣だが、その答えに対して「電車乗っていない人の答弁ですよ!」と逆ギレで返す後藤議員の精神状態こそ不安になる。
マスクの不足に関しても「足らないはずがない」という思い込みでメーカーや卸業者が隠していると疑っている。政府からはメーカーに対して増産をお願いしているが、急激な需要増に生産が追い付かない状態であることは今更説明するまでもないだろう。不休で生産しているメーカーや卸業者の現場に抜き打ちで踏み込むなどという無礼で傲慢な発想が恐ろしい。もし野党が政権を取ったら民間企業に役人が乗り込んで物資を接収したり、もっと働け!と鞭を打つのだろうか。
後藤議員はこの他にも、糖尿病患者などのケアをする家族に感染の疑いが出た場合の対応として、糖尿病患者を家に置いたまま感染疑いのある家族をホテルに隔離するべきだと主張している。この危険な提案は「病気の方を短期ステイの療養介護施設に預けたほうがいい」と加藤大臣にあっさりと論破され、ここでも後藤議員は逆ギレをしていた。
中国国内では脳性まひの子どもをケアしていた家族を強制隔離したことで、脳性まひの子どもが自宅に放置され死亡している。後藤議員は「糖尿病は介護が必要なわけじゃないから、1日一回食事でも届ければいい」と言っているが、あまりにも無慈悲な考え方である。
後藤議員に限ったことではないが、今の野党は喚き散らすだけで具体的な提案がない。新型コロナウイルス対策では、ただひたすら総理や大臣の強制力を行使するよう求めるばかりで短絡的だ。こういった考え方は中国共産党にそっくりで、政権交代が起きればこの議員たちがその強制力を行使すると思うと恐ろしくなる。
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