立憲の崩壊始まる!須藤元気参院議員が離党「都知事選がきっかけですが消費税減税など経済政策ついて意見の相違」
立憲民主党の須藤元気参院議員が17日、離党する決意を固めたことをツイッターで報告した。
離党する決意を固めました。都知事選を巡る意見の相違がきっかけですが、以前から消費税減税など経済政策ついて党とは意見の相違がありましたので必然的な帰結だと思います。お世話になった立憲民主党に感謝いたします。ありがとうございました。
離党する決意を固めました。都知事選を巡る意見の相違がきっかけですが、以前から消費税減税など経済政策ついて党とは意見の相違がありましたので必然的な帰結だと思います。お世話になった立憲民主党に感謝いたします。ありがとうございました。
— 須藤元気 (@genki_sudo) June 17, 2020
党内議論がなされない悪習
須藤氏は15日に東京都知事選への出馬表明をした「れいわ新選組」の山本太郎代表を個人的に応援することをツイッターに投稿していた。立憲民主党は4日に弁護士の宇都宮健児氏を応援することを決めており、反党行為ではないかとの指摘を受けていた。
16日には福山哲郎幹事長に会って党の方針と自身の方針についての確認が行われた。須藤氏は「今後どうするかもう一度考えてみます」とツイッターに投稿し、素直に党の方針には従わない姿勢を見せた。
須藤氏は昨年の参議院選挙比例代表での当選で、同じ選挙で戦った党には移籍できないため無所属での活動となる。しかし、消費税などの経済対策ではれいわ新選組の山本太郎代表の考えに近く、院内では会派入りをするかもしれない。
立憲民主党の経済政策を巡っては、枝野代表が消費減税に反対の立場であったが、党内では自己判断で消費減税を訴える議員がいる。こういった経済政策だけでなく、国会対策でもボイコットや取引を繰り返すやり方に反発するものが多く、先日は山尾志桜里議員が離党して国民民主党に入党している。
党内議論を疎かにした結果、枝野・福山の独裁体制の綻びが隠せなくなってきている。国民民主党からは一部で会派解消の声も上がっており、立憲民主党の崩壊が現実味を帯びてきている。
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