立憲・須藤元気「今後どうするかもう一度考えてみる」都知事選、山本太郎支持表明を巡り党との齟齬を再確認
政治・社会
立憲民主党の須藤元気参院議員は16日、東京都知事選で党とは違う候補を支援する意向を示したことについて再確認したとして「今後どうするかもう一度考えてみます。」とツイッターに投稿した。
都知事選で支持する候補者の違いを党と僕との間で再確認しました。今後どうするかもう一度考えてみます。
— 須藤元気 (@genki_sudo) June 16, 2020
立憲民主党は4日に弁護士の宇都宮健児氏を支援することを決定していたが、15日になって須藤氏は独自にれいわ新選組の山本太郎代表を支持することを表明していた。
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党に反するなら無所属か辞職
須藤氏が党と違う候補を支持することが許されない背景には、昨年の参院選で須藤氏が当選した経緯にある。須藤氏は比例の個人票で73,787獲得し、それなりの知名度で貢献しているが、当選者の中では最下位で党全体で獲得した総得票数によって滑り込んだともいえる。
また、ルール上も選挙区当選とは違い比例代表は選挙で戦った他党への移籍もできない。当選後に考え方や党の方針に従えない場合は離党して無所属になるか議員辞職しか選択肢はない。党の名前で当選しながら党の方針に反し、れいわ新選組を応援するなら無所属になるのが筋である。
無論、立憲民主党がこれを見て見ぬふりをすれば須藤氏はこのまま党に留まることができるが、今回の再確認で「今後どうするかもう一度考えてみる」としていることから、山本太郎を支援するなら離党するよう促された可能性もある。
立憲党内には野党共闘に消極的な山本太郎に批判的な意見もあるため、須藤氏が党内に留まりながら山本太郎を支援すれば党に亀裂が入るのは間違いない。
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