【動画】武田総務相「非常に紛らわしい」KDDIの新料金プラン「povo」の最安値表示に不快感
政治・社会
武田良太総務相は15日の閣議後記者会見で、KDDI(au)が発表した新料金プラン「povo(ポヴォ)」が最安値を謳っていることについて「非常に紛らわしい」「残念だ」と不快感を示した。
KDDIの新プランはデータ通信容量20Gで月額2480円としているが、これには通話料(500円)が含まれておらず実際に契約した際には同業他社が打ち出した新プランと同額になることが指摘されている。
故意に誤認させる行為ではないか?
大手携帯電話会社の価格表記については以前から「分かりにくい」との指摘があった。菅総理が推進する携帯電話料金の引き下げでも、一部の価格表記だけ下げて実際に契約する際には、条件やオプションが付加されて支払い料金は以前と変わらないという事は避けなければならないとされてきた。
今回のKDDIのケースは故意に誤認させるものとの誹りは免れないだろう。先行してドコモとソフトバンクが2980円を打ち出したの対して、それらと条件を揃えずに最安値を謳ったのは消費者に対して不誠実な行為であり、不信感を増幅させるだけだ。
とにかく、携帯料金のプランが消費者側で比較できず、ショップ店員を信じるしかないという状況は改善してもらいたいものだ。当初は国が関与する問題ではないとの指摘もあったが、こうやって大臣が厳しく指摘しなければ消費者はそのカラクリを知ることは無かったのではないか。
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