ヤフーの選択的夫婦別姓アンケート、反対多数で中止?→賛成派の不正投票を察知して早期締切、運営の英断だった
Yahoo!ニュース内で行われた選択的夫婦性のアンケートが予定よりも早く締め切られ、反対多数を不都合に感じた運営による意図が疑われ批判が出ている。
運営側は早期締め切りの理由について「こちらの設問は、一部のユーザーにより複数回投票されている可能性があるため、投票を締め切りました」と説明している。
参考:選択的夫婦別姓の導入、どう思う? – Yahoo!ニュース みんなの意見
一部で勘違い?実際は運営の英断
なぜかこれを選択的夫婦別姓に反対する保守層が批判しているが、これは逆に賛成派が不正投票により逆転を狙っていることを察知した運営が反対多数のまま締め切りを早め確定したとものと思われる。反対派はヤフーの英断を評価するべきところだ。
SNSで拡散された途中経過と締切時の票数を見れば理解できるだろう。
以下のスクショは投票期間が3月5日から15日までだったときのもの。選択的夫婦別姓に反対する投票が75%を超え圧倒している。一時は78%にまで達していたという情報もある。
これが7日の夜から朝にかけて賛成が一気に票を伸ばして反対は13ポイントも急落する。これを不正と察知した運営が緊急で投票を停止しているのだ。
票の伸び方からして「反対」に5万票入っているのに対して「賛成」が3万6千票で、まだまだ劣勢であるが不正が始まって短時間で差を縮めていることは明らかで、放置すれば8日中に賛成が反対を上回っただろう。これを放置すれば不正投票により選択的夫婦別姓は「賛成多数」という結果になってしまうで、運営はそういった事態を憂慮して緊急で締め切ったのだろう。
ヤフーが選択的夫婦別姓に賛成で、不都合な結果を隠蔽したという事実は見当たらず、むしろ賛成の追い上げを不正と捉え反対多数のまま締め切っているのだから反対派は喜ぶべきだ。ヤフーは反対多数であった結果をランキングにも掲載している。
参考:Yahoo!ニュース みんなの意見 – 投票を通して世の中を知る。
どのような結果であれ、決められた期間は投票を受け付けるべきだったという意見もあるだろうが、賛成派に万単位の投票不正が見られた以上は何度やっても「賛成多数」となってしまう。不正を察知することはできてもIPなどを切り替えるツールを防止するのは困難で、不審な得票率の急変などを監視して手動で締め切るしか無いのだろう。
いずれにしても、反対多数を結果として採用したヤフーを批判するのはお門違いだ。
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