杉田水脈議員「公平な報道とは言えないのでは」国葬儀への反対と欠席ばかり報じるメディアに苦言
政治・社会
自民党の杉田水脈衆院議員は14日ツイッターで、安倍晋三元総理の国葬儀を巡り反対意見と欠席を表明した元職の声ばかりを報じるメディアに苦言を呈した。杉田氏の元同僚からは「安倍晋三元総理の功績を讃え、皆さんと一緒に御見送りできる。謹んで参列いたします」との声が寄せられているようで、そういった声を一切報じようとしない不公平な報道を指摘している。
次世代の党時代の同僚の元議員さん達にも届いています。
「安倍晋三元総理の功績を讃え、皆さんと一緒に御見送りできる。謹んで参列いたします」と言った連絡をいただいています。
マスコミは招待状が届いて迷惑がっている人だけでなく、こういう声の元議員も報じないと公平な報道とは言えないのでは。 https://t.co/FK9ALJxGsJ— 杉田 水脈 (@miosugita) September 14, 2022
安倍氏殺害の事実よりエンタメ重視
どうしても"賛成"よりも"反対"の声が大きく、メディアも反対意見を主に取り扱いがちだ。だが、杉田氏が引用した記事で取り上げられている井戸まさえ氏の返信期日に関するツイッター投稿は、時系列的にも矛盾する誤った発信であることが判明している。それでも反対意見の方が注目を集めやすいので、メディアはこれを無批判に取り上げ、賛成意見はほとんど報じられない。
各都道府県知事の参列も、反対意志の表明として欠席するのは静岡県と沖縄県のみで、他の44都道府県知事が参列する意向を示している。(長野県知事は御嶽山噴火追悼式出席のため欠席)
安倍元総理が選挙遊説中に殺害されたということよりも、エンタメ的に旧統一教会と政府への批判に注目してしまう世論もどうかしているのだが。
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