【恫喝】立憲・小川淳也「首班指名で無効票、議員辞職しろ」謎の上から目線で国民民主党と維新を牽制【KSLチャンネル】

立憲民主党の小川淳也幹事長が謎のイキリを見せています。
小川幹事長は9日の会見で、首班指名に関して2回目の決戦投票で無効票となる自党の党首へ投票するなら、議員辞職しろと凄んでいます。おそらく自分がどれだけヤバいことを言ってるかも理解していないようなので、後ほど詳しく解説しますが、まずは会見の様子をご覧ください。
これだから立憲は嫌われる
一見、それなりの正論を言ってるようですが、こういう踏み絵を迫るような強気で失敗したのが希望の党です。それに反発して誕生したのが立憲民主党なのに、このひとには学習能力というものが無いんでしょうか。
議員辞職にまで言及し迫れば「ならば自民党との連立で」という選択肢が国民民主党と維新にはあるということがすっかり抜けています。無効票を阻止すれば立憲民主党に与すると思っているのはお花畑も甚だしいと言わざるを得ません。最後の一票を争うような事態になれば、参政党や日本保守党の動向も鍵になってくるわけですが、こんな偉そうな立憲民主党が主導する首班指名に票を投じるとは思えません。
また小川幹事長の頭は、野田佳彦か玉木雄一郎という選択肢に囚われた民主党脳です。
日本は二大政党制が実現していないので、自公政権と対立する野党がバラバラです。国民民主党なら連合を通じて協力できるという考えでしょうが、日本維新の会などの理念や思想信条をまったく考えていません。
衆議院の首班指名で政権交代するためには国民民主党と維新の協力が必須で、そこに共産党かれいわ新選組を加える必要があります。仮に国民民主党か維新の代表を首班指名して立憲が乗るという形を取ったとしても、造反する議員が出てきます。そもそも立憲民主党が玉木雄一郎で首班指名することに全会一致の同意が得られるか?ということから解決しなければなりません。
ましてや藤田文武共同代表を首班指名となると絶対にまとまりません。解散総選挙を跨ぐことになれば、確実に参政党が伸びてくるわけですが、参政党も立憲民主党の下につくくらいなら自民党と政策協定結んで、閣外協力を条件に首班指名で自民党総裁の名前を書くでしょう。
細川連立政権の前例を考えると、れいわ新選組が山本太郎を総理に担ぐことを条件に駆け引きを仕掛けてくる可能性もあって、こうなると立憲民主党含め各党は難色を示す議員が続出します。
小川幹事長は自分がそういうことの調整にまったく動きもせず、ただ偉そうに上から「自分たちの思うように動かないやつは議員辞職しろ」と恫喝しているわけです。
小川幹事長に恫喝されてくらいで議員辞職する人もいないと思いますが、野党第一党が与党よりも嫌われているという現状はこういう態度の悪さから来ているんじゃないでしょうか?










































