共産党市議が放射能デマ「事故後の甲状腺癌29倍、白血病10.8倍」批判受けても反省なく「私を嫌うネトウヨが抗議している」

政治・社会

共産党市議が放射能デマ「事故後の甲状腺癌29倍、白血病10.8倍」批判受けても反省なく「私を嫌うネトウヨが抗議している」

 日本共産党の熊谷桂子夕張市議が20日、福島県南相馬市立総合病院のデータとして「事故後の甲状腺癌29倍、白血病10.8倍」とフェイスブックに投稿し批判を浴びている。このデータについては同一患者が年度をまたいで積算されたものを読み間違って拡散されたことが昨年に指摘されている。
共産党市議が放射能デマ「事故後の甲状腺癌29倍、白血病10.8倍」批判受けても反省なく「私を嫌うネトウヨが抗議している」

昨年解決済のデマ情報

 このデマ情報は昨年の10月に南相馬市の大山弘一市議のスクープとして拡散されたものだ。しかし、データの読み間違いであることを同じ南相馬市の岡崎義典市議から指摘を受けている。

【拡散OKです】
南相馬市議会議員 大山弘一議員が新聞折り込みやポスティングで配布した「原発事故前に比べ、成人甲状腺がん29倍、白血病10.8倍…」というチラシについて、デマである根拠をまとめました。
南相馬市議会議長からも注意を受けた…

おかざき 義典さんの投稿 2018年11月7日水曜日

 岡崎市議の指摘内容を読んでみればよく分かるのだが、がんや白血病を発症した患者が数年後に別の病気で受信した場合、治療中であればそれまでの全ての年に「1」として加算される。簡単に言えばこの数字は「患者数」ではないということだ。

共産党の対応が酷い

 この問題に対する共産党地区委員会等の対応を記した経緯が以下、

 反省ゼロ、しかも「私の福島子ども保養活動を嫌うネトウヨが抗議している」という発言は看過できないものだ。少なくとも地区委員会としてはデマと認定しているのだから、本人が対応を拒否した時点で除名を検討するべきである。
 また、言い訳として引用している医師の「オノデキタ」こそ福島放射能デマの発信源であり、発災直後からデタラメな情報で風評被害を煽った張本人である。当サイトも過去に、カブトムシの羽化不全を「奇形」と誤認してツイートした人物に科学的な根拠を示して指摘したことがあるが、その際は投稿者が間違いを認め謝罪しているにもかかわらず、オノデキタは当方を名指しして「原発関連企業から金を貰っている」と誹謗中傷したうえで信者に攻撃をさせるという悪質な行為を行っている。

 日本共産党はこういった悪質なデマを使い、ひたすら国民の不安を煽ることが戦略なのだろうが、一線を越えたデマに対する対応の緩さはいつものことだ。

追記 本人が謝罪
https://twitter.com/wind_yuparo/status/1142959489789771777

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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