共産党公式アカ「党名変えてうまくいった政党ある?」安倍首相の「民主党の枝野さん」に怒る枝野代表に嫌味?
日本共産党の公式ツイッターアカウントが9日、「党名変えてうまくいった政党ある?」と投稿した。安倍首相が「民主党の枝野さん」と党名間違いを繰り返したことに、立憲民主党の枝野代表が「選挙妨害になる、いい加減にしてほしい」と抗議したことに対する嫌味ではないかと話題になっている。
党名変えてうまくいった政党ある?〝名前はアイデンティティー。老舗は名前を変えないほうが成功する〟と教育学者の斎藤孝さんも。戦前から反戦平和をつらぬいてきた歴史も、誰もが人間らしく自由に生きられる未来社会への理想もこめたこの名前でがんばります #比例は共産党 pic.twitter.com/7f37Fkw9Pa
— 日本共産党(公式)🌾⚙ (@jcp_cc) July 9, 2019
間違いなく、民主党系と呼ばれる議員が離合集散を繰り返していることへの嫌味だ。
そういう共産党も党名隠しの無所属出馬
党名へのこだわりをアピールする共産党だが、今回の参院選では野党統一候補となった2名の新人を「無所属」としている。理由について志位和夫委員長は「どうしても勝たなければならない」と説明しているが、要するに共産党の名前では勝てないという判断をしているということだ。堂々と"有権者を騙す"と宣言しているようなものだ。
自衛隊や天皇制に対する考え方が極端な共産党を嫌う「反共」は根強く、リベラルと呼ばれる野党議員でも共産党との共闘に違和感を感じている者も少なくない。当然ながら有権者も同じ違和感を感じており、そういった人たちを騙す意図だ。
枝野代表の抗議に安倍首相が反論
枝野代表の抗議に対して安倍首相は9日の街頭演説で「毎回(党名が)変わると間違えてしまう。そんなに怒るんだったら、何年も同じ党名で頑張ってもらいたい」と反論している。
出典:「同じ党名で頑張って」安倍首相が立憲民主党の選挙妨害批判に反論 – ライブドアニュース
元は民主党だった勢力が、政権時代の失敗イメージを払しょくするため民進党に党名変更し、2017年の衆院選では希望の党との合流案に反発した議員が立憲民主党を結党、希望の党に合流した議員らは国民民主党として再結集している。さらにややこしいのが、2017年の衆院選では立憲民主党が略称を「民主党」で届けたのに対し、今回の参院選では国民民主党が「民主党」を略称として使用、立憲民主党は「りっけん」に変更したことだ。
ややこしくしているのは「民主党」から分派した枝野さん、あなたではないのか?しかも、政権時代の黒歴史を隠す目的で、わざとやっているのだから文句は言えないはずなのだが。
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