津田大介から未来の女性アーティストへ「トリエンナーレ以降、女性アーティストが活躍する機会が増え、セクハラも減ったそうですよ」
政治・社会
中日新聞(16日付け)に掲載された、あいちトリエンナーレ芸術監督・津田大介さんから未来の女性アーティストへのメッセージが味わい深いと話題になっている。
取り組みは大きな話題を集め、これ以降全国の芸術祭が男女平等を意識するようになり、女性アーティストが活躍する機会が増えました。セクハラも減ったそうですよ。
へぇ RT @futsuzo: @daitojimari 津田大介氏、今朝の中日新聞にご登場です。 pic.twitter.com/2nshm5GP2a
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2019年8月15日
現実はそんなに甘くなかった
未来へのメッセージであるため、これは津田大介氏の"想像"する未来。あいちトリエンナーレが大成功し女性アーティストの活躍に寄与したという体のようです。
しかし現実はそう甘くはない。実行委員会会長の大村秀章知事からは「全部任せている」と責任を擦り付けられ、盟友の東浩紀氏はアドバイザーを辞任している。結局、津田大介氏が全ての責任を被り謝罪文を公開することに。
参考:あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」に関するお詫びと報告 – 津田大介 – Medium
炎上することを予測して、またそれを宣伝に使うような意図も見て取れる今回の企画展。想像以上に炎上して結果的に中止になっているのだから「失敗」なんですよ。これが民間で勝手にやる分には「けしからん」と批判されるて終わったのだろうが、公金を使って開催した芸術イベントに炎上狙いの企画展を出せば国や自治体から問題視されて当然だろう。
中日新聞にお花畑のような明るい未来を描いている場合ではない。
関連:河村たかし名古屋市長「大村知事の自作自演。中止も検証委員会も相談なし、実行委員会開催を要望しても無反応」
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