デーブ・スペクター「24時間テレビから国民を守る党」を結成へ「実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのため」

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デーブ・スペクター「24時間テレビから国民を守る党」を結成へ「実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのため」

 テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが、日本テレビで毎年放送される「24時間テレビ」への不信感をツイッターに投稿している。

24時間テレビ、やっと終わりました。障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている。僕は、本当のボランティアとは何かを、大好きな日本の皆さんに分かってほしいだけです。すみません、オチはありません。

寄付金と番組収益を切り離すカラクリ

 デーブ・スペクター氏の24時間テレビ批判は放送が開始された直後から始まった。

 24時間テレビの「似非チャリティー疑惑」については昨年当サイトで調査したところ、公益財団法人化した際の収支報告が寄付金の取り扱いのみとなっており、日本テレビとしてのスポンサー収益やグッズ販売、タレントへのギャラ支払いについては別会社と言う扱いで非公開となっている。

 要するに寄付金はチャリティーに使っているが、スポンサー料やグッズ販売など番組としての収益は寄付金の何倍もあるが、そのお金の行方は非公開で一括して日本テレビの事業収益になっているのだ。それでいて出演する障害者へは無料のボランティア出演を強いているのだ。

 チャリティーマラソンに関しても、健常なタレントが足を痛めて歩けなくなるという無駄なもので、法律上も公開でのサプライズオファーは強要になりかねないので事前に契約済であることは明らか。誰かを勇気づけるためではなく、バラエティ番組の企画として嫌がるタレントを走らせることに何の意味があるのか?

 寄付金と事業収益から経費を引いた金額をチャリティーに使うという真っ当なことができない日本テレビは障害者を餌にする悪党だ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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