これでヘイト?毎日新聞が韓国を風刺した川柳を削除、表現の自由はどこへ?過去には「九条俳句」で裁判も
マスコミ・報道
毎日新聞が27日朝刊に掲載した川柳がヘイトスピーチとの指摘を受け、インターネットで閲覧可能なウェブ版の記事を削除していることがわかった。削除された川柳では韓国や北朝鮮を題材にしたものがあったが、どちらも政治や情勢を風刺したに過ぎず、民族的な揶揄などは見られなかった。
抗議を受けたと思われる川柳は以下、
「台風も日本のせいと言いそな韓」
「催促や抗議にミサイル使う国」
記事のアーカイブ
表現の自由は?九条俳句との違いは?
表現の自由を侵害している。投稿者や選者の人権はどうなるのか?
投稿された川柳は政治風刺であり、特定の民族などを誹謗するヘイトスピーチにあたるとは到底思えない。これが米国への風刺であったならば削除しなかったのではないか。
過去には以下の俳句が公民館だよりに掲載されなかったとして損害賠償訴訟も起きている。
梅雨空に 「九条守れ」 の女性デモ
政治的ではあるが表現の自由の範疇である。
参考:「九条俳句」市民応援団 – 公民館とは、公共とは、表現の自由とは
今回削除された「仲畑流万能川柳」では過去にも政治風刺は見られたが削除されることは無かった。
例えば
「トランプは絶対乗らぬオスプレイ」
出典:仲畑流万能川柳:損得で物事決まる民主主義 – 毎日新聞
風刺の対象が韓国かアメリカで対応が変わるのはダブルスタンダードだ。そもそもどちらであっても削除するべきではない。こういう対応をしておいて表現の不自由展で昭和天皇の写真が焼かれることは「表現の自由」などと主張できるのだから毎日新聞も抗議者も都合がよい人たちだ。
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