共産党議員が憲法違反?朝鮮学校無償化敗訴判決に「最高裁、恥を知れ!」→立民・枝野代表「日本は権力分立原則、不用意な発言するべきでない」

政治・社会

共産党議員が憲法違反?朝鮮学校無償化敗訴判決に「最高裁、恥を知れ!」→立民・枝野代表「日本は権力分立原則、不用意な発言するべきでない」

 朝鮮学校を高校無償化から適用除外したことは違法だとして、東京朝鮮中高級学校の卒業生61人が国に1人当たり10万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は28日までに卒業生側の上告を退け除外は適法とする判断を行った。
 この最高裁の判断について日本共産党の宮本徹衆院議員は28日、ツイッターでNHKの報道を引用し「差別を最高裁が認めるとは。恥を知れ。」と批判をした。

 現職国会議員が司法の判断に圧力を加えるような暴言を浴びせたともとれ、三権分立の原則に反する可能性がある。これこそ「憲法違反」ではないのか?

立民・枝野氏は憲法に基づきノーコメント

 立憲民主党の枝野幸男代表は30日の定例会見でこの判決について問われたが、日本には権力分立原則があるとして国会議員が「不用意に発言するべきではない」とし、感想を述べることも避けた。

日本は権力分立原則が、特に司法と立法行政との間に権力分立原則がきちんと徹底されている憲法ですし、わたくしはその憲法に基づいて国会議員をやっておりますので、個別の訴訟案件について不用意に発言するべきではないと思っています

 枝野代表の対応は筋が通っている。三権分立に反し立法行政が司法行政に介入するような発言は控えるべきだ。衆議院としても三権分立の原則に関して「権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障する」と定義している。
参考:衆議院「三権分立」

 共産党の宮本徹議員の投稿は、この三権分立に反するものであり「国民の権利と自由を保障する」という憲法に反したものである。これでよくも「憲法守れ!」と恥ずかしげもなく叫べたものです。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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