共産党・田村智子の嘘「(ジャパンライフ会長の)招待状は消費者庁の内部告発」←資料には「元社員から入手」と付記

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共産党・田村智子の嘘「(ジャパンライフ会長の)招待状は消費者庁の内部告発」←資料には「元社員から入手」と付記

 日本共産党の田村智子参院議員が朝日新聞系列の雑誌「AERA」で嘘の証言をしている。

元々、この招待状はわが党の大門実紀史(みきし)議員に消費者庁の職員から内部告発の文書として送られてきたものです。
出典:「名簿はありますよ」 「桜を見る会」疑惑を追及する田村智子議員が断言する理由 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

 田村氏はこの雑誌のインタビューで桜を見る会にジャパンライフ元会長が招待されたという資料を「消費者庁の職員から内部告発」と答えているが、これはジャパンライフとメディアの関係を隠蔽するための虚偽証言である。消費者庁からの内部告発としておかなければならない理由は、この他にメディア関係者がズラリと並んだ資料も入手したが、共産党がそれを隠蔽しているからだ。

 田村氏が11月25日の参議院行政監視委員会で配布した資料に「出典:ジャパンライフ(株)元社員より大門実紀史事務所が入手」とばっちり書いてあるのに、堂々と嘘を付ける神経がすごい。
共産党・田村智子の嘘「(ジャパンライフ会長の)招待状は消費者庁の内部告発」←資料には「元社員から入手」と付記


資料入手元を詐称する理由

 桜を見る会の招待状については、2017年の4月には共産党の大門実紀史議員が元社員から入手している。セットで入手しながら都合の良い資料だけ使い、マスコミの大物が並んだ資料は「微妙なものなので配布できない」として隠ぺいしている。
参考:スクープ動画!マスコミ関与のジャパンライフ資料を共産党が隠蔽か「微妙なもので配布できない」→別の野党議員が配布→現在、見てない演技中

 この隠蔽工作を無かったことにしようと、共産党はマスコミを使い必死に「共産党は内部告発で入手」と嘘を垂れ流しているのだ。田村氏は11月25日の行政監視委員会でも以下のように発言をしている。

 今日は資料として一枚配付いたしました。これは、我が党の大門実紀史参議院議員に内部告発の文書として送られてきていたものなんです。東京都千代田区のジャパンライフ株式会社山口会長宛てに、平成二十七年、二〇一五年、桜を見る会招待状が送られていた。ジャパンライフは出資者や顧客獲得のためにこの招待状や封筒の画像を説明会資料に使っていたんだということを示す文書なんですね。
 これ、昨年の予算委員会、衆議院の方でも大西健介議員が取り上げて質問もされています。大門議員も繰り返しこのジャパンライフは国会で取り上げているんですよ。
出典:参議院会議録情報 第200回国会 行政監視委員会 第1号

 ここでも「内部告発」と言っているが、衆議院で大西健介議員が追及した資料と同じなら、これは間違いなくジャパンライフの元社員がメディアや議員に提供したスライド資料である。スライド資料には「安倍総理からの招待状」「加藤勝信大臣(当時)のコメント」「二階幹事長とマスコミ関係者の会合」のセットとなっていた。

 共産党はとにかく、過去の追及でマスコミ関係者が載っていた資料を隠蔽したことが都合が悪く、今回の桜を見る会追及で消費者庁から内部告発があったということにしたいのだろう。当サイトの調査で動画証拠まででてきているのに、マスコミを抑えれば世論も抑えられると勘違いをしているようだ。

関連:検証「安倍総理、秘書官時代にジャパンライフ会長が外遊に同行」→テレ東の捏造と判明!国会議事録を切り貼りつなぎ
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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