共産党女性市議を窃盗容疑で書類送検→不起訴「議員続けたい」安保法制廃止を訴える元自衛官として話題になった人物
日本共産党唐津市議団は23日、福島尚美市議(37)が昨年12月に窃盗容疑で書類送検され不起訴になっていたことを発表した。書類送検の容疑は昨年10月13日、唐津市内の温泉施設の自動券売機で他の客が取り忘れたお釣り7320円を盗んだ窃盗の疑い。
参考:日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+ キンピー問題笑える査問録音公開中 : 共産党唐津市議、窃盗の疑いで書類送検・不起訴処分
12月4日に被害届が出され任意の事情聴取を受け6日には返金し文書で謝罪、12月13日付けで書類送検されていたが不起訴になったようだが、事件発覚から1月半も公表されていなかったわけだ。
元自衛官の共産党候補として話題になった過去
福島市議は「確認せずに財布に入れた」と説明し議員辞職はしない考えだ。
実はこの人物、安保法制に反対する女性元自衛官として毎日新聞に登場し、3年前の市議選初挑戦の際にも「元自衛官の女性共産党候補」として話題になり赤旗でも紹介されている。
毎日新聞20日配信記事より。安保法案に反対する元自衛官・福島尚美さん。
「元同僚に武器を持たせて戦場に送りたくない。おかしいと思うことに声を上げないといけないと、沖縄が気付かせてくれた」
沖縄の運動が戦争法案廃案運動に連携する。 pic.twitter.com/HBAksgGILV
— 武天老師 (@MutenRooshi) August 21, 2015
赤旗日曜版30日付、共産党 #福島尚美 唐津市議候補:
私は陸上自衛隊の通信部隊にいました…。…入隊時の「服務の申請」は好きでした。「もって国民の負託にこたえる」と書いてあります。…しかし、安保砲声の新任務は違います。…自衛隊が殺す相手は戦闘員かどうかさえわからない pic.twitter.com/jxzbX6H05D
— 武天老師 (@MutenRooshi) October 29, 2016
NHKの日曜討論で防衛費を「人を殺すための予算」と言い放ち政策委員長を辞任した藤野保史衆院議員とも、発言の半年後にがっちり握手。
唐津市議候補の福島なおみさんは元自衛官。自衛隊にいた頃は「上官の命令は絶対服従。お前は何も考えるな」と言われていた。なぜ共産党に?と聞かれると「自衛隊も共産党も人の命と暮らしを守るためにある。私は共産党の議員として頑張りたい」と答えているそうです。私もご一緒に頑張ります! pic.twitter.com/bZrKS8Zk7R
— 藤野保史 (@FujinoFujinooo) December 10, 2016
当選後も元自衛官の女性市議誕生として話題になったが、陸上自衛隊に入隊したのが25歳で3年目には「私には合わない」という理由で辞めていることから、彼女が自衛隊の海外派遣任務を語ることを疑問視する声もあった。
共産党としては、元自衛官の肩書で改憲や安保法制に反対してくれる彼女を重宝しているのかもしれない。だが窃盗容疑で書類送検されたのに処分しなければ不起訴になったとは言え「身内に甘い」という批判を受けることは必至だ。
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