【動画】福島みずほ議員が拉致問題質疑から逃亡?有本恵子さん母の死去を悼む青山議員をガン無視→ついには席を立つ
自民党の青山繁晴議員は6日の参議院予算委員会で、北朝鮮に拉致された有本恵子さんの母親が亡くなったことに触れ、今も北朝鮮にいる同胞のためにも医療協力チームを派遣することを提案した。
涙をこらえながら語る青山議員の話に、野党議員らも真剣な表情で聞き入っていた。しかし、社民党の福島瑞穂代表だけは話を聞く様子もなく冷淡な表情で資料整理を続けた。挙句、話の途中に一時退席するという無神経な振る舞いも見られ拉致問題解決への関心の低さを見せた。
社民党「拉致はでっち上げ」と喧伝した過去
福島議員は青山議員の次の質疑者で、ある程度の資料整理は仕方ないが、あまりにも冷淡である。有本恵子さんの母親が亡くなった無念を語り始めたところで、国民民主党の矢田わかこ議員などは青山議員の熱い気持ちに同意するように頷いている。
拉致問題の質問は以下の動画で確認できるが、青山議員がトップバッターとあって理事や質問予定者らが最初は慌ただしく動き回っている。しかし、有本恵子さんに関する話が始まっても注目していないのは福島議員だけだ。質問のラストで福島議員は席に帰ってきているが、青山議員を見る目が冷たい。
社民党は拉致被害者家族からの協力要請を無視し続け「拉致問題はでっちあげ」という主張を繰り返していた。当時の土井たか子党首や辻元清美議員が協力を求める家族のメールに一切の返事をしなかったことも批判されている。
2002年の小泉訪朝で北朝鮮側が拉致を認め謝罪したことで、北朝鮮労働党と友党関係にあった社民党への批判はさらに厳しいものとなった。党機関紙に拉致問題を否定する論文を掲載していた問題では当初は削除を拒否したが、小泉訪朝から2週間以上経って論文を削除し、その3日後に福島瑞穂幹事長(当時)同席のもと土井党首が謝罪会見を行っている。
社民党は拉致問題への対応を一旦は謝罪したが、その後に問題解決に協力する様子もなく口をつぐんだままだ。拉致被害者家族が亡くなっていくという無念を語る青山議員の話に、福島議員はよくも冷淡な顔で資料整理ができたものだ。挙句は途中退席するという不誠実ぶりには人情の欠片も感じられない。
土井たか子元党首は何も語らず亡くなってしまったが、せめて福島議員は党としてかつて犯した過ちを認め被害者家族に詫びるべきだ。
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