また朝日新聞に広告「マスク30枚3600円」→国民・大西議員「高値転売を禁止する政令に違反しないのか?」

政治・社会

また朝日新聞に広告「マスク30枚3600円」→国民・大西議員「高値転売を禁止する政令に違反しないのか?」

 国民民主党の大西健介衆院議員は31日、朝日新聞の朝刊に掲載されたマスク「マスク30枚3600円」という広告に「高値転売を禁止する政令に違反しないのか?」と疑問を呈した。

今朝の朝刊に出ている広告。30枚で3600円は、高値転売を禁止する政令に違反しないのか?「仕入れ価格が高騰しているから」という理由、転売でないからということで、許されるのか?

大西 健介さんの投稿 2020年3月30日月曜日

高いのはマスクではなく広告費

 朝日新聞に同広告が掲載されているのが確認されたのは、今月22日に続いて2回目だ。
参考:朝日新聞の広告「緊急入荷!マスク30枚 3600円」隣には「ピースボート 世界一周クルーズ」奇跡のコラボ
 掲載内容は前回と同じで、高めの価格設定については「原料価格の高騰」とされている。この説明に大西議員は以下のような疑問を呈している。

今朝の朝刊に出ている広告。30枚で3600円は、高値転売を禁止する政令に違反しないのか?「仕入れ価格が高騰しているから」という理由、転売でないからということで、許されるのか?

 原料価格の高騰については一部のメディアで「以前の10倍」とも報じられているが、ドラッグストアなど以前から仕入れを行っていた店舗ではここまでの高騰はしていない。一方で、関西を中心に展開するスーパーの「イズミヤ」が50枚入り3980円で販売したところ「高過ぎる」との声が上がったが、これも原料価格の高騰と、それまでに同商品を入荷していなかったことで許容範囲とされている。
参考:マスク50枚「税抜3980円」が話題に 販売するイズミヤ「原料費が高騰しており、どうしても高くなってしまう」 : J-CASTニュース

 この状況から察するに「原料価格の高騰」は、新規取引に対する強気の姿勢も影響しているようだ。新型コロナ終息後も取引が予想される大手チェーンなどでも仕入れ価格は高騰しているようだが、販売価格はそこまでの高騰をしていない。

 朝日新聞に掲載された「高額マスク」の問題は、こういった生産コストではなく「朝日新聞の広告費」が大きく上乗せされていることだ。広告費を除いて見積もると、ドラッグストアなどの店頭で購入する程度の価格である可能性もあり、マスク不足で儲けているのは朝日新聞ということにならないだろうか。

続報:朝日新聞「安倍の布マスクは効果がない」→朝日新聞ショップ「布マスク 2枚3300円、マスク品薄下の救世主!」

関連:朝日新聞の広告「緊急入荷!マスク30枚 3600円」隣には「ピースボート 世界一周クルーズ」奇跡のコラボ
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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