朝日新聞の広告「緊急入荷!マスク30枚 3600円」隣には「ピースボート 世界一周クルーズ」奇跡のコラボ
朝日新聞22日朝刊の広告欄にマスク30枚が3600円という通販広告、その隣の面にはピースボートの世界一周クルーズの募集広告が掲載されていることがわかった。
今朝の朝日新聞スポーツ面における全5段広告の組み合わせが……。 pic.twitter.com/jgnry75dUJ
— 下井草 秀 (@shimoigusashu) March 22, 2020
今日の朝日新聞の広告。夢グループ。マスク30枚3600円。マスク転売規制には該当しないのでしょうが、実質的な転売では。いくら仕入れ値高騰っていわれてもね。個人の転売とは違って、場合によっては批判を受けて企業としての信頼は損なうでしょうけど、そこを度外視できるなら。 pic.twitter.com/PAljFjiz1l
— 禁鳥 (@kitaguni18) March 22, 2020
売り上げの大半が朝日新聞広告料?
マスクの広告には、客からの要望で輸入を開始したが「仕入れ価格の高騰」でこの価格になったことが説明されている。問題はこのご時世に広告を打ってまでマスクを販売していることだ。朝日新聞の全国版だとしたら広告料で赤字になるが東京本社版で見積もると販売価格の8割以上が広告料となる。各地方版ごとに3000セット販売していたとすると朝日新聞には多額の広告収入が発生する。
参考:朝日新聞の新聞広告掲載料金について|新聞広告ナビ
マスクを買ってクルーズ船へ?
広告を出す側にも様々な事情はあるのだろうが、このタイミングでマスクとクルーズ船を見開きで並べるのは朝日新聞のセンスの無さというか無神経さというか。
どう見ても「マスクを買ってクルーズ船に乗ろう」というブラックジョークだ。
昨年の9月に話題となった週刊ポストの「韓国なんていらない」という特集では、これを「嫌韓を煽っている」と朝日新聞紙面で批判しながらも同じ週の広告を掲載していた。
記事でマスク不足とクルーズ船での感染拡大を批判しながら、割高なマスクとクルーズ船旅行の広告を並べて金を稼ぐという節操無さ。大手メディア特有のダブルスタンダードと言わざるを得ない。
続報:また朝日新聞に広告「マスク30枚3600円」→国民・大西議員「高値転売を禁止する政令に違反しないのか?」
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