立憲・うすい愛子「勝手に討論会を撮影してアップされた」→ホリエモン新党しんどうかな「許可とって配信しているのにデマの拡散はやめて」

政治・社会

 東京都議会議員補欠選挙、北区に立候補した立憲民主党・斉藤りえ陣営とホリエモン新党・しんどうかな陣営が火花を散らしている。

 2日に行われたJC討論会で立憲・斉藤りえ候補の通訳を務めたうすい愛子区議(北区)が、討論会の様子をアルファベットの党の同伴者に無断で撮影されネットにアップされたとして「最低限のマナーが通じない」とツイッターで批判を展開した。

 名指しこそしていなかったが、アルファベットの党の同伴者とはNHKから国民を守る党のことを指しているのは明らかで、ホリエモン新党のしんどうかな候補のことだ。これに対して、しんどうかな候補は「許可取って配信している」として訂正を求めている。

素直に謝れないうすい区議

 無断でアップされたというのは、うすい愛子区議の勘違いと確認不足だったようで、主催者側は事前に配信の許可を出していたようだ。開始前には中継のアナウンスもあったと。
https://twitter.com/himeyuzk/status/1278925359526719488

 どう考えてもうすい区議が謝罪をして撤回しなければならない状況であるが、うすい区議は写真を勝手に晒されたと新たなクレームを入れている。どう見てもノリノリで撮影に応じておりSNSにアップされたくないならうすい区議のほうから事前にお願いするべきだ。

 はっきりいって選挙中に「勝手に撮影された」は通用しません。自らが有権者にアピールするべき場所で「撮らないで」と抗議するのは選挙のセオリーからしても悪手である。こういう動きは「焦り」の露呈となり戦略上も不利となる。
 立憲民主党とともに斉藤りえ候補を応援する共産党の池内沙織前衆院議員も、しんどうかな候補のポスターを「セクハラ・差別」と糾弾し修正を余儀なくさせるなど、思いのほか注目を集めるようになった対立候補を執拗に攻撃しているという印象しかない。

 北区では、国政の大物議員が続々と応援入る自民党・やまだ加奈子候補、都知事選でも勢いに乗る小池都知事率いる都民ファーストの会・天風いぶき候補、新型コロナの対応で評価を上げる吉村大阪府知事をポスターに起用する日本維新の会・佐藤こと候補が出馬し大乱戦状態となっている。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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