共同通信「立憲・国民両党解党して新党を設立する方針で一致」→枝野・玉木両代表が完全否定「百害あって一利なし」

政治・社会

 共同通信が11日に報じた「立・国合流、党名巡り難航 新党設立方針では一致」について、立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎代表がそれぞれ報道を否定した。
 枝野代表は「現時点で何か「一致」していることはありません」と完全否定し、玉木代表は「こういう憶測記事は百害あって一利なし」と強い不快感を示している。


報道内容に根本的な矛盾点

 共同通信は記事で関係視野の話として具体的な合意案が記述されている。

 合併方式については「対等合併」を訴える玉木氏に配慮し、両党とも解党して新党を設立する方針で一致した。関係者は「党名以外は折り合った」と明かした。
出典:立・国合流、党名巡り難航 新党設立方針では一致

 両党を解党するのに党名で一致しないということが既に不自然で、解党前提なら玉木代表は対等合併など気にする必要もない。このレベルのガセネタを掴まされて堂々と報じる共同通信の基準はどうなっているのか。

 通信社とは一般的なニュースを各報道機関に供給する役割がメインで、こういった憶測報道をするものではない。今回の誤報は、今秋の衆議院解散も予想されるなかで有権者の投票先選択にも関わるニュースであり、極めて質の悪いものだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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