内ゲバと独裁の立憲民主党!階猛議員を訴えた小沢率いる岩手県連、結成大会入口で階氏を門前払いする実力行使
立憲民主党の内ゲバがさらに激化している。
小沢一郎氏が代表に就任した岩手県連が、同党に参加した階猛衆院議員(岩手1区)に対して損害賠償を求める訴訟を起こしたばかりだが、今度は県連の結成大会に参加しようとした階氏が入り口で止められ押し問答の末に追い返されるというトラブルが発生したようだ。
立民の階氏、県連大会出席できず 岩手、党内の「不和」鮮明に | 共同通信
立憲民主党の階猛衆院議員(岩手1区)が、11日に盛岡市内で開かれた同党岩手県連(代表・小沢一郎衆院議員)の結成大会会場で、県連から出席を拒まれた。県連側は「事前の登録がなかった」と説明。県連幹部との問答の末に会場を後にした階氏は、県連から案内がなかったとして「(岩手1区の)総支部長として参加する権利があると思った。理解しがたい」と話した。
小沢一郎と階猛、確執の歴史
小沢一郎氏と階猛氏の確執は2012年の消費増税を巡る民主党の混乱に始まる。同年6月26日の衆議院本会議で消費増税法案の採決が行われる前に階氏は小沢氏に離党届を預けていたが、これが本人の了承のないまま小沢グループによって党に提出され階氏が離党を撤回表明しなければならない事態となった。この時、辻恵衆院議員(当時)も同じ扱いを受け離党届を撤回している。
民主党時代から確執のあった小沢氏が、階氏が所属していた旧・国民民主党に合流し、2019年の参議院議員選挙の野党統一候補の選任を巡って対立はさらに激化し階氏が離党することとなった。
合流新党協議を巡っては、階氏は立憲入りを早々に表明し合流が実現しなくても立憲に入党することを決めていた。同時に小沢氏も合流を推し進めていたことから、両者が同じ党になることは最初から分かっていたこと。階氏が大人の対応で確執に触れなかった一方で、小沢一郎率いる岩手県連は階氏に損害賠償を求めて訴えるという強行策。それでも県連大会に参加しようとした階氏を会場前で門前払いするなど、とても民主主義とは思えない独裁ぶりだ。
これが小沢一郎なのだ。壊すことでしか力を発揮しない。
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