有田芳生議員が橋下徹氏を中傷する投稿「カンナクズのようにペラペラ」過去には百田尚樹氏からも指摘された言葉
立憲民主党の有田芳生参院議員は28日、橋下徹・元大阪市長を「カンナクズのようにペラペラ」と中傷するツイッター投稿を行った。問題の投稿は、日本学術会議の任命見送りの問題で同党の小川淳也衆院議員と橋下氏が議論するテレビ番組の様子を引用した弁護士アカウントに対して行われたものだ。
橋下さん、あいも変わらずカンナクズのようにペラペラ、ペラペラ。抑制的な小川さんが際立ちます。 https://t.co/mSISlA7Fv0
— 有田芳生 (@aritayoshifu) October 28, 2020
橋下氏に対しては2015年にも
有田芳生参院議員は平成26年2月5日の参議院予算員会で、当時NHKの経営委員であった作家の百田尚樹氏が、秋葉原での選挙応援演説で元総理などを指して「人間のクズ」と発言したことを問題視して、籾井正人NHK会長(当時)の責任を繰り返し追及していた。
NHK経営委員の百田尚樹さんが、田母神俊雄さんの応援演説で、細川護煕さん、舛添要一さん、宇都宮健児さんを「人間のクズ」と罵倒しました。その問題を予算委員会で問いました。安倍首相は「聞いていない」と逃げるだけ。追及はさらに続きます。 http://t.co/lvJ3PiEsHQ
— 有田芳生 (@aritayoshifu) February 5, 2014
これに対して百田氏側からは、有田議員が過去に作家の平林たい子さんが中曽根康弘・元総理に対して「ペラペラとカンナ屑(クズ)のように」と評したことを引用して、名指しは避けながらも政治家を批判していたことが指摘されている。
「ベラベラ」ではなく「ペラペラとカンナ屑のように」だった。作家の平林たい子さんがかつて某政治家について評した言葉だ。かつてもいまも「カンナ屑」のようにただただ饒舌な政治家がいる。それに影響されるのはメディア時代の宿痾であり、コメンテーター風情の影響力の行使だろう。すべてを疑え!
— 有田芳生 (@aritayoshifu) November 18, 2012
有田議員はこの指摘を受けた後も繰り返し「カンナ屑」という言葉を使っており、2015年にも大阪市長だった橋下氏を批判する投稿の中で使っている。また。2019年には安倍晋三総理(当時)に対しても使っている。
かつて作家の平林たい子さんが某政治家について「カンナ屑のようにペラペラとしゃべる」と語ったことがあります。大阪解体構想で敗北した橋下徹市長の会見を聞いて、この言葉を思い出しました。大阪の結論が反対となったので、政界再編を狙う維新の党幹部の動きが表面化します。要注意です。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) May 17, 2015
党首討論。山岸一生さんが指摘するように「首相何分しゃべる?」にも注目です。相手とかみ合う議論ではなく、まるで「カンナ屑」のようにペラペラと軽い言葉で一方的にしゃべるのが、安倍晋三という政治家です。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) June 18, 2019
何かとヘイトスピーチには敏感で、人権にはうるさい有田先生ですが、自分の気に入らない相手に対しては平気で「カンナクズ」「ゴキブリ」と罵倒してしまうのだから質が悪い。これらの表現は人種差別ではないが、明らかな憎悪表現であり相手を侮辱するものだ。
相次ぐ立憲民主党関係者の不適切投稿に、枝野代表も福山幹事長も無視を続けていたら、これからも支持率は下がる一方だろう。
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