複数の選管から電波を受信した津田大介さん「同じ筆跡の署名が大量にある」→高須院長「謝罪がないなら」訴訟を示唆

政治・社会

 高須クリニックの高須克弥院長が行った愛知県の大村秀章知事への解職請求(リコール)運動について、ジャーナリストの津田大介氏が7日「同じ筆跡の署名が大量にある」と複数の選挙管理委員会から報告があったとツイッターに投稿した。
 これに対して一般アカウントから「名誉毀損とか情報漏洩などで訴えて下さい」とのリプライを受けた高須院長は「謝罪がないなら間違いなくそうなります」と訴訟を示唆している。


選管が報告することはありえない

 津田氏がどんな電波を受信したのかはわかりませんが、選挙管理委員会は票の有効性等を審査することはできますが、個別の案件について外部に報告することはありません。当事者への警告以外で外部と連携を取るとすれば警察くらいですが、これも選管に取り締まり権限がなく選挙犯罪の取り調べや検挙等は警察が行うため。

 津田氏の投稿は信ぴょう性が低いものであるが、氏の影響力を考えると軽視はできない。リコール運動を行った事務局や運動員の名誉を著しく毀損するものである。これを津田氏が「真実」とするならば、リコール運動の発端になった当事者性のある津田氏と選挙管理委員会の不適切な情報共有を自白しているようなもので、どちらに転んでも津田氏に正当性はない。

 津田氏が謝罪を行うとも思えないが、このままでは高須院長側も法的手段に出るしかないだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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