石破茂さん、緊急事態宣言の初日に9名で飲酒会食「ビールや日本酒を飲みながら天然ふぐや白子に舌鼓を打つ」→騒いではいない!と言い訳中
緊急事態宣言が発出され、自民党の二階幹事長が議員の会食自粛を通達した8日の夜、同党の石破茂元幹事長が福岡県で飲酒を伴う会食を9名で行っていたことが週刊文春に報じられた。
石破茂元幹事長 「国会議員会食自粛令」が出た夜に「博多9人ふぐ宴会」写真 | 文春オンライン
会食の参加者は、石破氏のほか、山崎拓元自民党副総裁(84)、三原朝彦衆院議員(73)、岳康宏福岡県議(50)ら計9名。山崎氏や三原氏は総裁選で石破氏を支援していた。会場となった博多のふぐ料亭はミシュランの2つ星を獲得したこともある高級店で、冬季限定の「特選ふく会席」は1人4万円から。宴会は1月8日夜6時頃からスタート。石破氏らは夜8時頃まで約2時間にわたって、個室でビールや日本酒を飲みながら天然ふぐや白子に舌鼓を打っていたという。
「騒いでいない」という見苦しい言い訳
あれだけ同僚議員や閣僚にネチネチと言っておいて、自分は平気で幹事長通達を無視する。しかもその言い訳が実に見苦しい。
石破茂元幹事長 「国会議員会食自粛令」が出た夜に「博多9人ふぐ宴会」写真 | 文春オンライン
――どんな目的の会合?「だからあの、久しぶりに、(福岡に)来たから、しょげてたらかわいそうだから励ましてあげよう、みたいな。そんなことですよ」
――自民党も二階氏が会食自粛要請した。
「それはだってあれでしょ。たくさん集まって酒を飲んで大騒ぎみたいなものは、今そんなことやっちゃいかんでしょうな。普通であれば、これから『じゃあもう一軒行くか』みたいな話だけど、そういうのは一切やらないと。みんな気をつけてますもん。集まって酒飲んで、わーわー大騒ぎなんてこともないでしょうよ」
これが石破さんが言う「国民が納得するような説明」なのだろうか?そもそも二階幹事長の通達は「騒ぐな」ではなく会食の自粛である。こんな都合の良い解釈で新型コロナウイルスの感染防止になるなら誰も苦労しないだろう。
国民には自粛を強いておいて、自分たちはこうやって高級料亭で好きなものを食べ酒を飲む。自粛要請に応じられない国会議員は、新型コロナウイルスに感染しても治療を拒否しますという誓約書でも書いてもらいたいものだ。
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