宍戸開さん「ホント70年前と同じ」宝島社広告へのコメントが物議、戦後76年だ!というツッコミは妥当か?【マガジン99号】

11日に朝日新聞、読売新聞、日経新聞の3社に掲載された宝島社の広告が話題となっている。
「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ、政治に殺される。」
5月11日掲載、宝島社の広告です。#新聞広告 pic.twitter.com/gxikZ6XDCH
— 「広告朝日」編集部 (@adv_asahi) May 10, 2021
まるで戦前戦中のプロパガンダのようで批判の声も多く上がっているが、写真で少女が持つのは"タケヤリ"ではなく"ナギナタ"であるとの指摘が相次ぎ、宝島社はこの写真がネットの拾い画であることも認め写真の詳細を把握していなかったようだ。このあたりの正確性も問題であるが、デザインが日本国旗を模して日の丸をコロナで表現しているのが悪趣味。
この広告を巡り、別方向で話題となっているのが俳優の宍戸開さんが同広告に付けた「ホント70年前と同じ」というコメントである。
「70年前は戦後」というツッコミ
宍戸開さんが「ホント70年目と同じ」とコメントしたツイートが以下、
ホント70年前と同じ
— 宍戸 開 (@quai44) May 11, 2021
「政治に殺される」見開きで批判 宝島社、コロナ政策巡り新聞広告 https://t.co/gLQpnIQCgC
おそらく第二次世界大戦で、戦況が悪化し戦力も物資も乏しい状態でのタケヤリ訓練を意識したものだろう。ただし、第二次世界大戦の開戦は80年前で終戦は76年前、宍戸開さんは何時の時代を語っているのか?とツッコミが殺到する事態となっている。
ただし、いろいろ考えると理解できる部分もあり、あまり責める気にはなれない。
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