立憲民主党議員「表紙を見てマズイと思った」共産党との対談本が発売延期 安住国対委員長が厳しく注意
政治・社会
立憲民主党と共産党の所属議員による対談を法政大学の山口二郎教授が編集した書籍が、6月18日の発売予定から延期されていたことがわかった。秋までにある衆院選で共産党との連立政権を目指すような印象があるとして、立憲民主党の支持母体労組から指摘を受けたものと思われる。
立憲民主党の安住淳国対委員長が参加議員に厳しく注意し、議員は「2党だけの対談本とは知らなかった。表紙を見て『まずい』と思った」と説明しているという。
参考:参加議員「表紙を見てマズイと思った」…立民・共産の対談本、出版延期 : 読売新聞オンライン
立憲議員は騙されたのか?
問題の書籍はアマゾンでの予約が12月30日、楽天では12月27日頃発売に変更されている。
編集を担当する山口二郎教授が聞き手として参加する対談本で、共産党と二党間の対談と知らなかったという言い訳が通用するだろうか。参加議員が「マズいと思った」と語る表紙を確認すると、共産党との連立を彷彿させるものとなっている。
立憲民主党側の言い分が正しいとすれば、共産党との連立を目指す市民連合の山口二郎教授に騙されたということになる。仮に騙されたとしても立憲民主党は支持母体の労組が共産党との連立を強く否定している以上、弱みを握られるような野党共闘を見直す必要があるのではないか。
関連:【広島再選挙取材】野党候補への「新潮砲」が発射されるもデマが飛び交う大乱戦!公明党の現場に共産党が突撃乱入【マガジン94号】
関連:志位委員長の妄言「共産と立憲の連合政権」→連合会長「まずあり得ない」はっきりとお断りされる
【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細
このサイトをフォローしよう