立憲・長妻昭さん撃沈!尾身会長「可能であれば選手たちにチャンスを。そこには感動があり悦びがありドラマがある」五輪開催を否定させようとして大失敗

政治・社会



 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が3日の参院厚生労働委員会で、東京五輪・パラリンピックについて「こういうパンデミックでやるのが普通ではない」と発言したことに関して、立憲民主党の長妻昭衆院議員は4日の厚生労働委員会で「ベネフィット、目的について尾身先生はおしゃったと思う」と尾身会長に問いかけ、加藤勝信官房長官が記者会見で開催の意義について述べたことについての見解を質した。

 長妻議員としては、五輪開催の否定と政府批判をさせたかったようだが、尾身会長は「ベネフィットとリスクを判断する提言は行っていない」「可能であれば選手たちにチャンスを」「そこには感動があり悦びがありドラマがある」「その感動を新しいIT技術で会場と各国で双方向の共有ができる」と、長妻議員の思惑とは全く異なり五輪開催に前向きな意見を述べた。

尾身会長の発言を切り取るマスコミ

 3日の時点では尾身会長が五輪開催を否定したとしてマスコミが発言を切り取り、立憲民主党など野党議員が「勇気ある提言」などと政治利用する満々であった。
 これに対して更なる言質を取ろうと野党議員が繰り返し尾身会長に誘導質問を行ったが、尾身会長はそのほとんどを否定した。立憲の山井和則議員にいたっては涙を流さんばかりの勢いで尾身会長に繰り返し五輪開催を否定するよう求めたが完全に突っぱねられた。

 野党のいつもの手口として、批判対象であった人物でも政府批判をすれば神として扱うというものがある。尾身会長は前川喜平氏の天下り問題ようなことは犯していないが、ここで政権批判をしてくれれば「あの尾身会長が反対している」として五輪を中止させ、その中止の責任を追及して政局に持ち込もうとしているのだ。

 国民の生活よりも政局。これが今の野党。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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