立憲・枝野代表「私はバイデン大統領の戦略を意識してる」党の新ポスター「変えよう」がオバマのチェンジに似ていると指摘され答える
政治・社会
立憲民主党は18日、次期衆院選に向けた党の新ポスターを会見で発表した。
会見冒頭で広報担当の蓮舫代表代行がポスターのコンセプトを発表したが、記者からは「オバマ大統領が選挙戦での"チェンジ"にインスパイアされたのか?」と質問が飛ぶ場面があった。蓮舫代表代行はこれに「オバマ大統領は意識していません」と否定した。
また枝野代表は別の記者の質問に答えた際に「バイデン大統領の政権獲得戦略を私はずっと意識している」と述べ「オバマさんと言われたことにビックリした」と苦笑した。
変えよう。ではなく自分が変われ
バイデン大統領の政権獲得戦略というのが何を指しているのかは不明だが、あのアメリカ大統領選は歴史に残る泥試合で特に学ぶものはなく、ただ後味の悪さだけが残った選挙だった気がする。
そもそも政党ポスターが今からムーブメントを起こすとも考えられず、最終的には各支部のこれまでの政治活動がものを言うだろう。ましてや立憲民主党の国会活動に対する評価と支持率低迷を覆すほどのインパクトはこのポスターにはない。
政治を変えなくてはいけない。まっとうな政治へ。命と暮らしを最優先にする政治へ。支え合い、分かち合える社会へ。変えよう。立憲民主党がその先頭にたちます。
立憲民主党の新しいポスター✊✊ #変えよう pic.twitter.com/snizvukAwy
— 立憲民主党 (@CDP2017) August 18, 2021
この「変えよう。」というキャッチフレーズも陳腐なもので、有権者からしたら「まずお前らが変われ」というツッコミしかないだろう。政治家や政党が率先して変わることなく、選挙の前になって都合よく「あなたといっしょに」と言い出すのはもう見飽きたし、何度も騙されてきた。
国民に何かを求める前に、まず自分が希望を示せ。
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