鼻出しマスクを理由に発言を許可されなかった市議 未成年者へのワクチン反対ビラ配布で厳重注意を受けていた

政治・社会



 大分県の臼杵市の若林純一市議がマスクから鼻を出した状態で市議会に現れ、委員長から注意されたにもかかわらず応じなかったことで発言を許可されなかったことが話題となっている。

 フジテレビの報道では触れられていないが、この市議のブログを確認すると過去3回に渡りマスク着用に関して注意を受けているようだ。市議は9月14日と15日に鼻出しマスクを注意されたことに抗議するためか、16日にはマスクを着用せず着席したため委員長が退席を命じたが応じることなく居座り、そのまま委員会は審議をせず散会となっている。
参考:若林純一の活動日記: マスクが強制される社会にしたくない

ワクチン反対ビラで対立か?

 若林市議は8月、臼杵市内の中学校の周辺で下校中の生徒たちにワクチンに反対するビラを配ったことで、保護者や市民から議会に苦情が殺到している。この件で市議会議長から厳重注意を受けたのが、最初に鼻出しマスクを注意された14日であることから、これに抗議する意味もあったのだろう。

 議長としてもワクチンに反対することそのものには注意することができないようで、生徒らを怖がらせたことと、配布時に市議がマスクをしていなかったことなどを注意の対象にしている。また、この市議の主張はSNSなどで見られる"トンデモ陰謀論"とは違い、重症化リスクの低い未成年者接種によるリスクを不安視するものであることから、議会としても真向否定はできなかったのだろう。

 一方で、重症化リスクの高い年代の議員もいる議会でマスクを正しく着用しなかったり、61歳である自身も「リスクの方が高い」としてワクチンを接種しておらず、ただ「未成年接種の不安」だけを主張しているわけではなさそうだ。

 本人がワクチンを打たないのは勝手だが、周囲への感染リスクについて配慮できないのは市議として疑問を呈され注意を受けても仕方がないだろう。

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