首班指名選挙で「高市早苗」に1票が入る→丸山穂高議員がアンケート結果で投票、支持者の判断が結果的に迷惑となる?

政治・社会



 4日に衆議院で行われた内閣総理大臣指名選挙で「高市早苗」に1票が入り議場がどよめく場面がった。丸山穂高衆院議員(NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で)がツイッターのアンケートで投票先を決めることを公言しており、一部ではすでに予想されていたことである。



アンケートに参加した人たちの問題

 参議院では無所属の寺田静議員が前回に続き国民民主党の「伊藤孝恵」に投票している。衆議院で丸山氏がこういう行動に出ることは特に驚くようなことではないが、問題はアンケートに参加した人たちだ。

 もし高市氏を応援するつもりでアンケートに参加したのなら、それは大間違いであり結果的に迷惑をかけることになっている。自民党は岸田文雄総裁に投票することが決まっていたのだが、一時的ではあるが高市氏に造反疑惑がかかってしまったのだ。
参考:首相指名選挙で1票を得た高市氏 「私じゃないからね」「びっくり」 [岸田政権発足へ] [2021衆院選]:朝日新聞デジタル

 誤解はすぐに解けたのだが、高市氏は新体制で政調会長という要職に就き、岸田文雄政権を党として支える役割がある。ご本人にも衆院選の公約作りに意欲的で、岸田総裁はテレビ討論での活躍も期待している。そのような高市氏の立場を考えれば、首班指名では丸山氏にも「岸田文雄」と投票してもらうことが大切なのだが、これを理解できない支持者が丸山氏のアンケートで「高市早苗」に票を入れたのなら残念なことだ。

 高市氏には岸田政権を党から支えるキーマンとして活躍し、実績をさらに積み上げることで次期総理の椅子を確実なものにしてもらいたい。その高市氏を応援したいなら、間違っても岸田総裁の顔を潰すようなことはせず「高市さんがいたから政権が安定した」と言われるようにしなければならない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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