広島県選管が投票用紙の氏名を誤って印刷、230万枚1200万円分が紙くずに→5人で目視チェックして全員が見落としていた

政治・社会



 広島県選挙管理委員会が、衆議院選挙と同時に行われる最高裁裁判官の国民審査の投票用紙で、裁判官氏名を誤って印刷し230万枚、1200万円分が刷り直しとなった。

230万枚を刷り直しへ 国民審査の投票用紙を誤印刷 広島県選管:朝日新聞デジタル
 県選管によると、9月14日に県内で必要な全投票用紙236万500枚を印刷した際、審査対象となる岡正晶裁判官の「晶」の字を「昌」と誤った。17日に各市区町に送付したところ、投票所内の掲示物と照合した福山市選管から今月13日にミスの指摘があった。

無駄な制度で無駄にミス

 4月の広島再選挙では河井案里元参院議員の買収事件を露骨に意識して「だまっとれん。」という大キャンペーンを張った広島県選挙管理委員会。黙ってられないのはこっちなんですが・・・

 朝日新聞では「複数人が目視で点検」となっていますが、地元テレビによると選管職員5人で確認していたという。投票用紙を受け取った福山市選管が他の掲示物と比較して気が付いたようだが県選管は一体何を確認したというのか。

 そもそも裁判官国民審査が誰も興味が無く、可否を判断する材料もほとんどない。罷免を選択して投票する人は極少数、これで罷免された最高裁裁判官は1人もいない。無駄な制度でミスをして、さらに税金を無駄にするのは勘弁してほしい。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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