通天閣の広告文字を「反ワクチンメッセージ」にコラージュした写真投稿 運営会社が威力業務妨害として対応を検討

政治・社会



 通天閣の広告に「治験中 射ったら あかん」「射っちゃダメだよ」という反ワクチンメッセージをコラージュした写真がツイッター上に出回り、運営会社の通天閣観光株式会社が4日、威力業務妨害として対応を検討していることを公式ツイッターで明かした。


キャンペーンを妨害する目的か?

 コラージュ写真投稿者のツイッタープロフィールには「食の安全、安心、健康を中心に展開中。放射能デトックス(毒出し)レシピや”身体から放射能を除去する方法”など、現実に役に立つ情報を発信しています」と書かれており、運営するブログでは食品やワクチンに関する陰謀説が展開されている。

 大阪での新型コロナウイルス感染者が減少したことを受け、通天閣では警戒解除を示す緑色のライトアップを開始。さらに入場券購入時に新型コロナワクチン接種証明書を提示すると特製レトルトカレー「もうカレー」をプレゼントするキャンペーンを10月25日から展開しており、この告知を11月3日にツイッター上で行ったことに対する反ワクチン派の嫌がらせと思われる。


 投稿者にはこういった通天閣の営業を妨害する意図も感じられ、問い合わせなどが殺到することによる業務妨害を狙った疑いがある。問題の投稿はすぐに削除されたようだが、今でもツイッターアカウントは運用され投稿が続いている。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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