山本幸三・元地方創生相がSNSで謝罪「後援会幹部の逮捕と事務所の家宅捜索について、皆様へご迷惑をお掛け致しました」
政治・社会
自民党の山本幸三・元地方創生担当相が30日、後援会幹部が公職選挙法に違反し逮捕され北九州市小倉北区にある後援会事務所が家宅捜索されたことを自身のツイッターで謝罪した。
報道に関するお詫び
一部報道されました後援会幹部の逮捕と事務所の家宅捜索について、皆様へご迷惑をお掛け致しましたこと深くお詫び申し上げます。
事実関係を確認中ですが、全て私の不徳の致すところです。捜査には全面協力してまいりたいと存じます。
略儀ながらお詫び申し上げます。
山本幸三— 山本幸三🌻~Kozo Yamamoto~ (@yamamotogiin) November 30, 2021
事務所での電話かけに時給1000円
山本氏は衆議院当選8回のベテランで、10月の衆議院選挙では福岡10区で立憲民主党の城井崇氏に惜敗であったが、自民党の73歳定年制により比例重複がなく落選している。
報道によると後援会幹部自身が経営する警備会社でアルバイト経験がある学生ら2人に、時給1000円を渡すことを約束し投票依頼の電話かけをさせていたようだ。学生2人は現金を受け取っていないが、この2人も県警は公職選挙法違反の疑いで書類送検するという。
出典:自民・山本幸三氏の後援会幹部、大学生2人に投票依頼の報酬「時給1千円」を約束 : 読売新聞オンライン
選挙の現場では認識もなく善意で違反をしてしまうケースがあるが、後援会幹部という立場と電話かけが事務所で行われていることを考えると言い逃れはできそうにない。
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