立憲民主党市議が拉致被害者への不適切ツイートを謝罪「軽視するような誤解を与えた」拉致啓発活動に「ヘイトが蔓延る」と反論
立憲民主党の西谷知子市議(摂津市)が1日、北朝鮮により拉致された被害者について不適切なツイッター投稿を行ったことを謝罪して撤回する投稿を行った。西谷市議は摂津市議会で拉致問題啓発の決議が採択されたことについて「今年、不甲斐なかったのは摂津の教育に拉致被害者の問題を持ち込ませてしまったこと。もっと論破できるようにならなくては。」と投稿し批判を浴びていた。
この度は、私のツイートで拉致問題を軽視するような誤解を与えてしまったこと、大変申し訳ございませんでした。心より謝罪し、撤回いたします。
拉致問題については重大な人権侵害であり、啓発が大切であることは言うまでもありません。今後とも解決に向けて取り組んでまいります。— にしたに知美(摂津市議会議員・立憲民主党) (@tomominishitani) January 1, 2022
参考:【拉致問題】立憲民主党市議「今年、不甲斐なかったのは摂津の教育に拉致被害者の問題を持ち込ませてしまったこと」
批判に対する反論が酷すぎる
西谷市議は「拉致問題については重大な人権侵害であり、啓発が大切であることは言うまでもありません。」としているが、投稿が炎上したことに対する反論は明らかに拉致問題を軽視している。
教え方を間違えば、単純に「北朝鮮憎し」の感情が芽生えるだけ。韓国の政治家が支持率アップを目論み、反日感情を煽るのと変わらない。
歴史を学ぶタイミングで、これまでのアジア諸国との関係をたどり、教えるべきです。ただ映画を見せる、作文を書かせる等は、今、必要な教育だと思えません。— にしたに知美(摂津市議会議員・立憲民主党) (@tomominishitani) December 31, 2021
※上記返信は計4回コピーされ投稿されている
慎重にしないとヘイトが蔓延るからです。
— にしたに知美(摂津市議会議員・立憲民主党) (@tomominishitani) December 31, 2021
消しません。
— にしたに知美(摂津市議会議員・立憲民主党) (@tomominishitani) December 31, 2021
上っ面でNPO運営はできません。
ネットの情報だけで判断している人に非難されるゆわれはありません。— にしたに知美(摂津市議会議員・立憲民主党) (@tomominishitani) December 31, 2021
拉致被害者の奪還は党の方針です。
ただ、拉致問題を教育に持ち込むことは別だと言及しているのです。— にしたに知美(摂津市議会議員・立憲民主党) (@tomominishitani) December 31, 2021
炎上当初の反論からは、西谷市議が拉致問題を国全体の問題ではなく「被害者の問題」と本気で思っていることが分かる。保身のための謝罪ではなく、立憲民主党が改めて拉致問題に対する認識を示し、このような誤った認識の地方議員がいたことを詫びるべきだ。
関連:【拉致問題】立憲民主党市議「今年、不甲斐なかったのは摂津の教育に拉致被害者の問題を持ち込ませてしまったこと」
関連:立憲・生方幸夫議員「(横田めぐみさんは)生きていない、自民党議員も拉致生存者はいると思っていない」救う会が抗議声明