菅直人さん「(維新公約)音喜多議員にお聞きしたい」→音喜多さん「公開討論しよう」→菅直人さん逃げる「言い負かそうとの狙いだ」
突如として日本維新の会に宣戦布告した立憲民主党の菅直人衆院議員が、維新の音喜多駿政調会長に公約の説明を求めながら公開討論の申し入れを断っていたことがわかった。事実上の"敵前逃亡"である。
菅直人議員が「問いたい、お聞きしたい」と私を指名して発言されたので、公開でお話しをしましょうとご提案を致しました。突然、主語を「国民・有権者」にすり替えて議論から逃げられるのですね。大変残念ですが、私たちはいつでもお待ちしてますよ!! https://t.co/dX1mJw6ctH
— 音喜多 駿(日本維新の会 政調会長) (@otokita) January 21, 2022
蓮舫も反応するが・・・
菅氏は19日に維新と戦う「立憲有志の会」の構想をぶち上げた。これ以降、連日にわたり維新を攻撃するツイッター投稿を繰り返しているが、21日には維新の公約に疑問を呈したうえで音喜多駿参院議員に「政調会長ならば説明能力があるはずなのでお聞きしたい。」と呼びかけた。
維新の政調会長の音喜多俊参議院議員に問いたい。100兆円のベーシックインカムという総選挙での維新の公約は実現可能なのか。可能なら大いに関心がある。説明してほしい。政調会長ならば説明能力があるはずなのでお聞きしたい。
— 菅直人 衆議院議員(府中・小金井・武蔵野) 立憲民主党 (@NaotoKan) January 21, 2022
音喜多氏はこれに対して公開討論を持ちかけたが、菅氏は「公約は国民に対するもの」「個人的に相手を土俵の乗せて言い負かそうとの狙いだ」「米山隆一衆議院議員もBIに疑問を示している」と他人を巻き込んでまで討論から逃げたのだ。
音喜多議員から公開討論会の申し入れがあるが、公約は国民に対するもの。狙いは橋下前代表のような巧みな弁舌で、個人的に相手を土俵の乗せて言い負かそうとの狙いだ。米山隆一衆議院議員もBIに疑問を示している。公約について答えるのは政党の義務。私も原発ゼロ政策では誰にでも説明している。
— 菅直人 衆議院議員(府中・小金井・武蔵野) 立憲民主党 (@NaotoKan) January 22, 2022
ちなみに蓮舫参院議員も「これは、私もお伺いしたいです。」と反応していたが、音喜多氏が菅氏に公開討論を申し入れて以降、この件に言及がない。
追記:その後、菅氏の逃亡ツイートをRTした
これは、私もお伺いしたいです。 https://t.co/OhnazYLI9H
— 蓮舫🙋♀️RENHO (@renho_sha) January 21, 2022
立憲民主党は泉健太代表の新体制となり旧民主党政権閣僚らの副代表ポストを廃止、代表代行も実務を任せた逢坂誠二衆院議員だけとなっている。それでもこういう旧民主党政権の残党が負の遺産として足を引っ張る展開となっている。
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