維新・松井一郎共同代表が正式に抗議「立憲は敵と思えばなんでもありという事ですか?」菅直人氏がヒトラーを例えに維新批判
日本維新の会の松井一郎共同代表は22日、立憲民主党の菅直人衆院議員が維新を批判するツイッター投稿で、橋下氏の弁舌を「ドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす。」と例えたことにツイッターで抗議した。松井共同代表は菅氏の投稿を引用し「誹謗中傷を超えて侮辱」「立憲は敵と思えばなんでもありという事ですか?」と不快感を露にしている。
元総理であり現在も立憲の最高顧問の菅さん、貴方何を言ってるか?解ってるんですか!民間人と我々をヒットラー呼ばわりとは、誹謗中傷を超えて侮辱ですよね。
立憲は敵と思えばなんでもありという事ですか?
正式に抗議致します。 https://t.co/vPRMAmEN73— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) January 22, 2022
新代表にも迷惑をかける元総理
菅氏は立憲民主党が国民民主党と合流する以前にも、国民民主党側に一方的に回答を求めるツイッター投稿を行い、国民の玉木雄一郎代表から「反省が足りないなら四国遍路をもう一回、ご案内します」と猛反発を受け、当時の枝野幸男代表から注意を受け謝罪に追い込まれている。
参考:【動画】国民・玉木代表が菅直人に「反省が足りないなら四国遍路をもう一回、ご案内します」事実無根の投稿に反発
また立憲民主党では、昨年の衆院選直前に桜井シュウ衆院議員が集会会場や事務所で、ナチス式敬礼と酷似する動作を行ったことが問題視されている。
桜井氏の問題は米国のユダヤ人人権団体・サイモン・ウィーゼンタール・センターのクーパー師にオンライン会談で謝罪する事態に発展している。クーパー師からは立憲民主党のリーダーシップ(代表、執行部)との話し合いを求められているが、その後に何らかの進展があったという報告はない。
参考:ナチス式敬礼問題の立憲・桜井シュウ氏が米ユダヤ人人権団体のクーパー師と対談→枝野代表との対話を求められるも有権者に説明無し
こういうことがありながら、菅氏は平気でヒトラーを例えに出しているのだ。日本における左翼の政治批判にはよくナチスとヒトラーが用いられるが、これが虐殺の歴史を矮小化しているということに気が付かないのだろうか。
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