藤田孝典さん「今の日本にロシア侵攻してもらって、多少の犠牲を払ってでも、現状変更を望む者はどれだけいるのか計り知れない」

政治・社会



 生活困窮者の支援を行うNPO法人「ほっとぷらす」代表理事の藤田孝典氏が、ウクライナに軍事侵攻したロシアを「救世主」とする投稿を行い炎上している。

 藤田氏は25日に「今の日本に「ロシア侵攻」してもらって、多少の犠牲を払ってでも、現状変更を望む者はどれだけいるのか計り知れない。」などとツイッターに投稿し、翌26日には、生活に困窮するウクライナの人たちを念頭に「ロシアは「侵略者」であり「救世主」なのだろう。」と投稿している。


「戦争は希望」と「戦争反対」

 藤田氏の投稿には多くの批判が寄せられているが、どうやらロシア併合を望む親ロシア派を「生活困窮者」と決めつけた論理のようだ。勘違いにしても戦争を現状打破の手段とする考え方は間違っている。藤田氏はこれを「低迷するウクライナ経済で不幸ななか、ロシア併合を望む若者」と「戦争反対と言って抵抗する若者」と二極化し「どちらが正しいか判断がつかない。正義の審判は歴史家が行うのかもしれない。」としている。


 互いの正義がぶつかり合って戦争は起きると言われているが、正しい戦争などありえない。少なくとも今回のウクライナ侵攻は「正義の審判」などと言うレベルではなく露骨な悪である。

 戦争で救われる生活困窮者などいません。不幸な人間を増やすだけ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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