松野明美さんが維新を選んだ理由!立民からの要請報道に馬場代表がツイート「辞めといた方がエエですよ〜皆んな後悔してますよ〜」
夏の参議院選挙に日本維新の会公認の比例代表で出馬することを表明した、元陸上選手で熊本県議の松野明美氏が、立憲民主党からの出馬要請を断って維新を選んだ理由が判明した。
スポーツ報知によると、昨年11月に立憲民主党熊本県連から出馬要請を受けたことを伝える報道をツイッターで引用した維新の馬場伸幸共同代表が「松野さーん、辞めといた方がエエですよ~ 皆んな後悔してますよ~」と投稿していたのを見て、自ら維新に出馬の意思を持ち掛けたという。
松野明美氏が参院選出馬 日本維新の会から「きっかけは馬場共同代表のツイート」:スポーツ報知
このツイートを見た松野氏は自ら維新の門をたたいたという。21年12月には馬場代表と対面し、「松野さんは知名度はあるけど、特別扱いはしない」と声をかけられた。「イメージ通り、政治に対しての厳しい姿勢に惹(ひ)かれました。正々堂々と戦うというスポーツマンシップと相通ずるものがあるなと、ここでいいんだと再確認しました」と同党での出馬を決意した。
大恥をかいた立憲民主党
松野明美氏が維新からの出馬を決めるきっかけとなったツイートが以下、
松野明美氏、立民熊本県連からの参院選出馬要請に「立民と合わせられるか不安もある」(スポーツ報知)
↓
松野さーん、辞めといた方がエエですよ〜
皆んな後悔してますよ〜 https://t.co/afmfeo8AbY— 馬場 伸幸(ばばのぶゆき 日本維新の会) (@baba_ishin) November 8, 2021
このツイートがなくとも立憲民主党からの出馬要請は断っていたものと思われるが、立憲民主党としてはとんだ恥をかかされたことになる。立憲民主党では党全体で夏の参院選候補の擁立や調整が難航しており、一方の維新は衆院選の勢いそのままに比例票での立憲民主党超えを目標に掲げている。
市議2回、県議2回の当選を果たしている松野氏が、わざわざ沈みゆく船に乗り込むはずがない。しかも立憲民主党からのオファーは熊本県選挙区という厳しい条件。それならば維新のように勢いのある政党で、タレントしての全国知名度が活かせる全国比例がいいに決まっている。
立憲民主党熊本県連は松野氏にフラれ、27日に予定していた候補者発表も先送りしている。参院選まで残り3カ月、維新との差は広がる一方だ。
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