立憲民主党が安倍元総理の国会追悼演説に反対!馬淵国対委員長「筋として通らない」→西村幹事長が軌道修正「立民が演説を行うべき」

政治・社会



 立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長は26日、自民党の高木毅国対委員長と会談し安倍晋三元総理の追悼演説を8月5日の衆院本会議で行うことを提案されたがこれを拒否した。

 馬淵氏は「国葬の是非も含め説明責任が果たされていない状況で行うのは筋が通らない」と国会の日程闘争を理由に挙げているが、これに対して自民党側は、通例の野党議員による演説ではなく甘利明前幹事長が演説を行う方向で調整している。
参考:8月3日召集、政府が伝達 臨時国会、会期3日間:時事ドットコム

西村幹事長が軌道修正

 国会での追悼演説を日程闘争に利用することが批判を招くことは必至で、立憲民主党内でも混乱が生じている。西村智奈美幹事長は自民党の甘利氏が追悼演説をする案に対して「追悼演説は他党の議員が行うのが通例だ。自民党のための追悼演説なのかと言わざるを得ない。再考してもらわなければならない」と立憲民主党議員による演説を求める考えだ。馬淵氏の反対姿勢を軌道修正したようにも見える。
参考:安倍氏追悼演説 西村幹事長反発「立民が行うべき」 – 産経ニュース

 小川淳也政調会長もツイッターで「与党の弔辞は野党が。野党の弔辞は与党が。国民統合の象徴たる国会の美しい伝統がまた一つ失われる。本当に残念。」と立憲民主党議員による演説が望ましい旨を投稿しているが、そもそも馬淵氏が日程闘争に利用して反対したことが発端であり、これこそ筋が通らない。


 これが「何でも反対」と揶揄される主因なのだが、党内で調整もできないまま国対委員長の独断で追悼演説を日程闘争に利用され他の幹部を頭を抱えているのだろう。

 そもそも立憲民主党内に安倍元総理の追悼演説を行える人物がいるのだろうか。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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